毎週日曜日放送の音楽番組「Love music」(フジテレビ系)。10月4日の放送では、シンガーソングライターのあいみょんさんと小沢健二さんによるスペシャル対談が行われ、ネットで話題となりました。
(画像:時事)
■小沢健二、あいみょんは「エモエモにエモい」
いよいよ今夜!
10月4日(日)の #Lovemusic は
いつもより15分遅い24:45〜!#こんなあいみょん見たことないかも#あいみょん× #小沢健二 特別対談!
@東京タワーさらに あいみょん SPライブ!
「朝陽」「裸の心」「ハルノヒ」を
フルサイズで3曲!ぜひリアルタイムで!!お楽しみに! pic.twitter.com/UI9gRRvslS
— 公式【Love music】 (@lovemusic_fuji) October 4, 2020
対談が決まってからドキドキしていたというあいみょんさんと、少し緊張していると話す小沢さん。今回の番組では、終始穏やかな雰囲気で、音楽に対する熱いトークを繰り広げました。
二人がこうして会うのは、あいみょんさんが2019年に行なった自身初の日本武道館弾き語りワンマンライブ「AIMYON BUDOKAN-1995-」以来。
実は当時、小沢さんは自身の楽曲『強い気持ち・強い愛(1995 DAT Mix)』を手掛けており、頭の中に常に『1995』の文字があったのだと言います。
そんな時にあいみょんさんのライブのタイトルに『1995』の文字を見つけた小沢さんは「ガーンと思って」と、強いショックを受けたことを語りました。
また、その時に初披露したあいみょんさんの代表曲の一つである『ハルノヒ』についても衝撃を受けたという小沢さん。
実は『ハルノヒ』の『君の強さと僕の弱さを わけ合えば どんな凄いことが起きるかな?』というサビ部分の歌詞が、当時小沢さんが考えていた『君の強さと僕の弱さを 合わせてみたいよ』という歌詞に類似していたのだそうです。
小沢さんは「今思い出しても『うわぁ!』ってなります」「ほんとゾクッとしたし、もちろんとても嬉しいっていうのもあったし」と、当時の高揚した気持ちを思い出しながら語りました。
そんな小沢さんは、あいみょんさんの楽曲を「エモエモにエモい」と表現し「歌詞だけ読んじゃいますもん」と歌詞を大絶賛。
その小沢さんの言葉にあいみょんさんは「それはほんまに、あの嬉しいですね」と喜び、歌詞についてのこだわりを語りました。
■「同志だと思う」小沢健二、あいみょんを大絶賛
歌詞だけ読んでしまうという小沢さんの言葉に「読み物としても成立するような歌詞って、私の中で凄いなんか素敵やなって思ってるもので...」と、自身の中でも意識していることだと明かすあいみょんさん。
他にも歌詞カードの段落や鉤括弧、びっくりマークの付け方などにもこだわりがあるのだと言います。
するとあいみょんさんは「でも結構小沢さんの歌詞にもびっくりマークついてるんですよ!」と興奮気味に指摘。
音楽を聴いているだけではびっくりマークは伝わりませんが、歌詞を読んだときに、読み手に伝えたい、強調したいというところには必ずびっくりマークをつけるのだとあいみょんさんは力説します。
これには納得の様子の小沢さんも「メロディーとかコード感を聞いてても、なんかほんと(自分とあいみょんさんは)同志だと思うんですよね」と、共通点が多いことを嬉しそうに話していました。
■あいみょん対談『Love music』が「神々しい」と話題
この対談の様子に、ネットでは「あいみょんとオザケンの対談最高だった!」「お互いがお互いをリスペクトしてるいい対談だなぁと思った」「夜景もあいまってもう神々しいとしか言えない」と、大絶賛の様子のファンの声が続々と上がりました。
あいみょんさんと小沢さんの、互いに惹かれ合う不思議な世界観に、何か神秘的なものを感じた時間となったのではないでしょうか。
(文:椎七みつばち)