5月9日放送の「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」では、嵐・相葉雅紀さんの名字の由来を調査。エンターテイメントというお仕事にもつながる名字の由来が話題になっています。
「相葉」は日本で1,000人のレアな名字?
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— NHK総合 (@NHK_GTV) May 9, 2019
相葉雅紀さんの活躍もあって知名度の高い「相葉(あいば)」という名字は、実は日本で1,000人ほどしかいないレアな名字の1つだそう。9日放送の「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」では、「相葉」の由来を調査するため相葉さん本人を直撃しました。
いざ質問されると、「えっ?」と困惑気味の相葉さんは、名字の由来について「愛する場所なんじゃないですか?」とコメント。ちなみに、「相葉」という名字は全国的には少ないのですが、相葉さんの地元千葉の周りには「結構いっぱいいた」そうで、東京に出てから同じ名字の人がほとんどいない事に驚いたそうです。
「相葉」の名前の由来とは?
「相葉」の名前の由来を調査するために、スタッフが訪問したのは福井県あわら市にある「相葉神社」。調べた限りでは「相葉」という文字を書く唯一の神社である「相葉神社」は、五穀豊穣の神様が祀られています。
「相葉」という名前は、相=あえ(田んぼの神様に捧げる神事)、葉=場(神事を行う場所)が名前の由来。この「あえ」は、室町時代から農村で行われている神事で、今でも石川県奥能登農では「あえのこと」が今でも行われているとのこと。番組では、田んぼ神様に感謝する神事「あえのこと」の様子をVTRで紹介しました。神様に手を合わせた後、目に見えない神様を自宅に招きお風呂や地元の幸で作った食事などでおもてなしする神事の「あえのこと」。
ロケが終わり、スタッフは「相葉」という名前は、お客様に感謝して全力でおもてなしするエンターテイナーの真髄が込められた名前と相葉さん本人に報告。
すると、相葉さんは「おもてなしするとか、ホスト役するのは、代々受け継がれてる血って事なんですかね。おもてなシストだね」とコメント。自分の名字の由来に感心しきりでした。ちなみに、「相葉」という名字は千葉の中でも君津市の山のあたりに多く、そこは土岐氏が統治した場所で、相葉さんの先祖は土岐氏に使えていた可能性があると専門家は見解を示されていました。
「相葉」の由来に反響
ネットでは、放送を見た人から、「物事に感謝しおもてなしするエンターテイナーに繋がり、相葉さんは愛されるアイドルになる運命だったと聞いて感激」「おもてなシスト相葉さんにぴったりの由来だったね」「由来のあえのことが米どころの神事の伝統文化行事だと勉強になりました」などの声があがっていました。
「相葉」という名字の由来をひもとくと室町時代から続いていた農村の神事というのは、興味深く勉強になる内容だったのではないでしょうか、名前の由来を聞いて「おもてなシスト」と答える相葉さんが可愛く、誰もが「エンターテイナー」と納得した瞬間かもしれませんね。(文:かんだがわのぞみ)