永野芽郁のプロレスネタ「キター」ファンが歓喜した“棚橋と柴田の泣ける話”とは?「3年A組」が話題

投稿日:2019/02/04 12:03 更新日:

菅田将暉さん主演のサスペンスドラマとして話題沸騰中の「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」の第5話が2月3日に放送されました。5話では、現実の時間とシンクロした演出、今田美桜さんの演技に注目が集まりました。また、劇中のヒロインを務める永野芽郁さんの口からプロレスネタの台詞が飛び出し、プロレスファンを熱狂させることになりました。

「3年A組」5話のあらすじ

自殺した生徒・景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相を暴くために、担当する3年A組の生徒を人質に学校に立てこもった美術教師・柊一颯(菅田将暉)。甲斐隼人(片寄涼太)とのバトルの末に、持病が悪化、意識を失い倒れることになります。茅野さくら(永野芽郁)達が倒れた柊を心配する一方、柊が倒れたこの瞬間こそ、外に逃げ出すチャンスだと感じた生徒達はは手分けして脱出方法を探ることに。彼らは、柊が閉ざしていた美術準備室の扉を破ると、没収されていた携帯電話やカバンを回収し、外部との連絡手段を獲得することに成功します。さらに美術準備室の中を調べる中で、床から下の階の教室につながる秘密の扉を発見。下の階の教室に降りてみると、そこには…。

“目力すごい”今田美桜の演技に反響

「3年A組」5話では、午後10時30分から始まる物語と現実の時刻がリンクして進むリアルタイム連動(劇中の日にちとは異なる)の演出面が注目を集めました。また、ドラマでは毎回、生徒達の中の1人にスポットライトが当たりますが、5話でそのポジションになったのは今田美桜さん演じる諏訪唯月。読者モデルとして活躍する唯月はクラスのマドンナ的な存在。けれども、唯月は成功を手にするために半グレ集団“ベルムズ”のリーダと接点を持ち、澪奈の死の原因に間接的に関わってしまったというストーリーが展開します。唯月は言うならばドライな性格で、自分の成功のためならどんなことでもする生徒。今田さんのトゲのある台詞回しや目力抜群の演技が視聴者からも評価されることになりました。

永野芽郁の口からまたプロレスネタが!

ドラマで注目されるのが永野芽郁さん演じる茅野さくらの口から時々こぼれるプロレスネタ。プロレス好きなさくらが、これまで「ボマイェ」「イヤァオ!」「真壁刀義」「カウント2.8秒」などの言葉を発するたびにプロレスファンを熱狂させることになりました。そうした中、5話で登場したプロレスネタはさくらが「新日の棚橋と柴田の泣ける話があるんだけど」と唯月に語りかける台詞。

「棚橋と柴田の泣ける話」とは?

劇中では、今回は「棚橋と柴田の泣ける話」が何かは明かされませんでした。そこで、この話について少し解説すると、「新日本プロレス」の柴田勝頼・棚橋弘至・中邑真輔選手は、かつて「新闘魂三銃士」と呼ばれ将来を期待されたレスラーでした。けれども、2000年代に入り、プロレス人気が低迷すると、柴田選手は当時人気だった総合格闘技のリングに上がるようになり「新日本」のリングから離れます。けれども、オカダ・カズチカ選手という新たなスターが登場した頃からプロレスは新たなファンも獲得して人気が再熱することになります。そうした中で、柴田選手はプロレスのリングに復帰。プロレス冬の時代を支えてきた棚橋選手と、総合格闘技のブームが終焉して人気が再熱したプロレスに復帰した柴田選手との間に遺恨が生まれます。そんな2人は2014年9月21日に開催されたスペシャルシングルマッチで激突。試合は棚橋選手が勝利をおさめますが、試合終了後、2人は額を突きつけ、お互いの健闘を讃えあいます。この時、柴田選手が棚橋選手に「新日本を守ってくれてありがとう」と伝え、2人が握手を交わして和解を果たすことになります。今でも語り草になる感動的なエピソードなんですね。ストーリーの面白さに加えて、「3年A組」はプロレスファンが楽しめる小ネタをさりげなく挟んでくるところも見所の1つになります。
ドラマは見逃し配信もあるので、見てない人はぜひチェックしてみてくださいね。
見逃し放送:GAO!
(文:かんだがわのぞみ)

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