毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。
7月22日の放送では、堂本剛さんが過去と現代のファッションにおけるある違いを指摘しつつ、自身のイベントに来場する際の唯一のドレスコードを明かしました。
（画像：時事通信フォト）
■堂本剛が指摘！ 現代は「自分らしく生きることがすごく難しい」？
番組では、堂本さんの歌にいつも癒されているというリスナーからメッセージが。
これまでに「自分には生きている価値がない」と思ったことがありながら、堂本さんの歌との出会いを経て「前を向くことができた」と感謝していました。
このメッセージを受け、堂本さんは「ENDRECHERIの理念とも通ずるものがあるんですけれども」と前置きしつつ、「このラジオでもずっとメッセージを色々読ませていただいている中で、幾度となく出ているワードかなと思うんですよね」と、“自分らしさ”の話をしていきます。
「幾度となく出ているワード」として、「新しい自分になる」「新しい自分になれることに気付いている」「それを実行していないのも自分である」などの具体例を挙げた堂本さん。
一方で、堂本さんは「それだけ自分らしく生きることがすごく難しくなってきていることは、当たり前のようにわかると思うんですよね」と、現代は“自分らしさ”を追い求めるのが難しい時代でもあると主張しました。
■昭和の時代を振り返った堂本剛、ファッション面での違いに言及「こんなにも一緒じゃなかったですね」
堂本さんの“自分らしさ”に関する話はまだまだ続き、「僕は昭和に生まれて、昭和の時代というのは自分らしく生きるということが普通でしたね」と自身の若かった頃を振り返っていきます。
「トレンドっていうのはもちろんあるんですけど」と前置きしつつ、「服もまぁバラバラでしたよ。こんなにも一緒じゃなかったですね。バラバラでした」とかつてのファッションについて語った堂本さん。
「そこが見た目の部分で本当に変わったなと思いますね」と率直な感想を述べた後、「それが良い悪いということよりも、バラバラだったということが、なんかすごく良かったのになとは思いますけどね」と自身の思いを打ち明けました。
■ENDRECHERI【堂本剛】イベントのドレスコードが深い…ファンに「待ってますから。会いに来てくださいね」
また、別のリスナーは堂本さんのファンの人には「自分を持っている人」や「センスのある人」が多いと感じており、「自分がそこに行くのか相応しいのか」と思ってしまったことがあったそうです。
このリスナーの方からイベントのドレスコードを尋ねられると、堂本さんは「なんでもいいんです。自分の着たい服で来てほしいです」と即答しますが、「ただ、何かドレスコードを付けるとしたら、『自分』で来てほしいです。『自分』を纏って来てください」とも伝えます。
「それが自己解放に繋がってほしいんですよね。ENDRECHERIの空間にいる間だけは、超ピュアな自分でいてほしいなと思うんですよ」と本音を明かした後、「普段はこういうメイク、ファッションをしたかった。でもさすがにできない。自信がない。これをENDRECHERIは求めてるんです。これだけです」と高らかに主張した堂本さん。
「これを是非ですね、皆さん念頭に置いていただければ、肝に銘じて来ていただければと思います。それだけですから」と話した後、堂本さんは「待ってますから。会いに来てくださいね」と呼び掛けました。
ネット上では、「今からでも新しいになることはできる。このラジオを聴いてからでもできる」という力強い宣言が見られたほか、「今日の剛くんの言葉、ぐっと来るな…」や「ピュアな自分ってワードいいなぁ」など、“自分らしさ”を語る堂本さんの言葉1つ1つに感情を揺さぶられるリスナーがで目立ちました
目立ってしまうと何かと反対意見も見えてしまう現代の中で、情報を発信する側も得る側も何か「正解」を求めてファッションを形成しており、そのことが堂本さんの言う画一化に繋がっているのかもしれません。
誰よりも“自分らしさ”を大事にしている堂本さんだからこそ、1番のオシャレが「ありのままの自分」だということを伝えたかったのかもしれませんね。
【番組情報】
堂本 剛 とFashion & Music Book
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（文：横浜あゆむ/編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）