7月19日放送の「クローズアップ現代」(NHK総合)では、今年デビュー35周年の迎えたB’zの松本孝弘さんと稲葉浩志さんが出演。
稲葉さんは医師から言われた驚きの言葉を明かし話題を集めました。
(画像:AFP=時事)
■YOSHIKIがB’zが長く活躍できる理由を分析
デビュー35周年を迎えたB’z
NHKでは15年ぶりのインタビューが実現
長引く経済不況、コロナ禍…激動の時代に2人がどんな思いで向き合ってきたのか
「ときに無力さを感じつつも、僕たちの順番が回ってきたときのために皆さんを応援できる音楽は準備してきた」
詳細は🔻https://t.co/c6XlDCQZqO#Bz
— NHKクローズアップ現代 公式 (@nhk_kurogen) July 19, 2023
番組ではX JAPANのYOSHIKIさんにもインタビューを実施。
YOSHIKIさんは「安定して良い曲を作ってきてる。パフォーマンスできるっていう、そういうことに対して影響を受けたというか。僕らもちゃんとやらなきゃいけないだろうっていう」と、B’zから影響を受けていたことを明かします。
続けて、YOSHIKIさんは「なんかXって本当に不安定。何が起こるかわからない。自分でもわからないんですけど、それはファンの人達を不安にさせてしまうっていう。そういった安定感・安心感が大事なんだっていう。やはりバンドを続けようという努力もされてる。それはやはり音楽を作ろうっていう努力と同じぐらい大事なんだと思います」と分析します。
X JAPANが解散・再結成などの紆余曲折を経ていることもあって、YOSHIKIさんは「爪の垢を煎じてX JAPANに少しでも入れてくれれば、僕らも安定するんじゃないかな」と苦笑い。
VTR終了後、桑子真帆アナウンサーが「稲葉さんは今のYOSHIKIさんの言葉聞いていかがでしたか?」と話を振ると、稲葉さんは「バンド続ける努力もされてると思いますなんていうお話ありましたけど、確かにバンド続けるのってとっても難しいことなのかもしれないですけども。続けてたら何かこんなことが見えてきたっていうこともあるので。それが、その時々のまた新しい原動力みたいな感じにはなってますね」とコメント。
また、桑子アナが「いや、ここは譲れないよとかそういう部分ってやっぱりあるんじゃないですか?」と尋ねます。
すると、松本さんは「そこはね、僕たちはずっとやってきたんですけども試しもしないでいや、それは良くないよとかっていうのはうちは絶対ないんですよ。とにかく、お互いの意見を必ず形にして試して、そうすると、どっちがいいかって一目瞭然になるじゃない。必ずお互いのアイデアは試して形にしてから決めますね」と、お互いの意見を尊重していることを明かしました。
■稲葉浩志、喉をみてもらっている医師から告げられた事とは?
インタビューの終盤で、桑子アナが「努力っていう言葉はしっくりきますか?」と質問すると、松本さんは「どうなんだろうね?努力」と首を傾げます。
続けて、松本さんは「あんまり大変な思いしてる感じは自分にはないんですけれどもね。とにかく休まずにやってきましたよね。本当に月並みですけど継続は力なりっていうかね」と振り返ります。
そして、桑子アナが「休まずに続ける原動力」について尋ねると、松本さんは「僕は好きなんだと思います」と回答。
桑子アナが「体力的な問題を感じる瞬間はありますか?」と問いかけると、松本さんと稲葉さんは仲良く「うんうん」と頷きます。
稲葉さんが「僕は喉を見てもらってる先生に言われたんですけど、もうビンテージですからって言われました。すごく前向きな言葉として捉えてますけど。いい意味でビンテージ」と話すと、松本さんは「酷使してますから35年間。ビンテージですよ」と稲葉さんに労いの言葉をかけました。
今回の放送にはネット上で「稲葉さんの喉はビンテージと言われた話で酷使してますからね、35年間、と言った松本さんここのやり取りよかった…」「稲葉さんの喉はビンテージ。最高すぎやしませんか」「稲葉さんの喉はビンテージ前向きに捉えられているのにも安心した」などのコメントが上がっています。
稲葉さんの喉はビンテージと表現する医師のコメントが秀逸ですね。
また、松本さんと稲葉さんがお互いのことを尊重しているからこそ35年も続けられてきたというエピソードも素敵でした。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)