7月2日放送の「日曜日の初耳学」(MBS・TBS系)に、福山雅治さんが出演。福山さんは恩人の緒形拳さんについて語り、話題を集めました。
(画像:EPA=時事)
■福山雅治、名優・緒形拳を語る
7月2日(日) よる9時からは
日曜日の #初耳学 👂インタビュアー林修のコーナーは#福山雅治 さん が登場‼
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福山さんは1992年に放送されたドラマ「愛はどうだ」(TBS系)で、日本を代表する俳優の緒形さんと共演。
元々は歌手を志して上京した福山さんですが、2008年に亡くなった緒形さんとの共演は、役者人生にとってのターニングポイントになったとのこと。
福山さんは「これは大きかったですね。その時に可愛がっていただいたと言っていいのかな? 僕は可愛がっていただいてたと受け取ってるんですけど、すごく楽しかったんですよね、お芝居の現場が」と、緒形さんとの共演を振り返りました。
対談相手を務めた林修さんが「怒られたりもしたんですか?」と聞くと、福山さんは「怒られてはいなかったと思います。怒られるほどの領域に、そもそも行ってない。それは緒形さんも最初からわかってたと思うんですよ。『福ちゃん役者じゃないな』と、芝居ができる人じゃないなっていうのを最初から、大名優ですから、緒形さんは当然すぐわかって」と答えます。
続けて、「こいつには芝居じゃなくてイジる。お芝居で何か反応させるというよりは、もう反射させる。バチーンって叩いたら『痛っ』ってなるじゃないですか。そういうことばっかりやられてたんですよ。全然台本に書いてないのに、いきなり本番でビンタされたり、ゴルフのパターで頭を小突かれたりとか、そういうので遊んでもらってましたね」と、緒形さんは自然なリアクションを引き出してくれたことを明かしました。
■とにかくみんなが可愛がる福山雅治、あの大御所俳優から“書”を受け取っていた
福山さんによると、「ある時、息子さん、緒形直人さんのお兄様(緒形幹太さん)から連絡があって、『父が書いた書があって』って。緒形さんはずっと書を書かれてたんで、『これぜひ福山さんにもらっていただきたいんですよね』って話になって」と緒形さんの書を受け取ってほしいと連絡がきたことがあったとのこと。
この時、福山さんは「欲しいですけど、僕はいただけるような、めちゃくちゃ親しくさせてもらってたわけではないので」と伝えます。
それでも、幹太さんが「父が生前、福ちゃんっていう面白いのがいるんだよってよく話してたのと、たまに父の話を折りに触れしてくれるので、僕は行くべき所に行って欲しいから福山さんもらってくれませんか」と説得したこともあり、福山さんは緒形さんの書を受け取ったそう。
また、福山さんは「ものだけじゃないんですけど、あの現場で教えていただいたことってのは、本当に自分の根っこになってるのは確かですからね。考えるな感じろってやつですね。まさに」と、緒形さんへの感謝の言葉を口にしました。
今回の放送にはネット上で、「ましゃの恩人、緒形拳さんとのエピソードに涙」「福山雅治さんの性格の良さが改めて滲み出てた緒形拳さんに気に入られているましゃ兄は最&高!!」「形拳さんがましゃに残してくれたことが、今のましゃの役者としての全てに活かされているんだなあ!この頃のましゃの溢れんばかりの輝くような表情も、なんだか腑に落ちた」などのコメントが上がっています。
福山さんが緒形さんが生前書いていた書を受け取ったというエピソードが素敵ですね。
【番組情報】
日曜日の初耳学
https://tver.jp/episodes/ep4cligh8k
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)