5月1日放送の「ENDRECHERI MIX AND YOU」(フジテレビ系)では、SUPER BEAVERのボーカル・渋谷龍太さんがVTR出演。渋谷さんはKinKi Kids・堂本剛さんのソロプロジェクト・ENDRECHERIについて語り、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■SUPER BEAVER 渋谷龍太の語彙力すご…ENDRECHERI(堂本剛)楽曲の圧倒的解説に鳥肌
今回は、渋谷さんにインタビューを実施。
剛さんとの関係について、渋谷さんは「以前、雑誌の対談で堂本さんとはお話しさせていただいたことが1度あります」と答えます。
続けて、「実直だなっていうのが素直な印象で、自分がやってる音楽をしっかりと自分自身で愛してあげられる方なんだなっていうのを印象で受けました」と、ENDRECHERIとしての剛さんの印象を明かしました。
■渋谷龍太が絶賛するENDRECHERIの楽曲とは?
ここで、ENDRECHERIの注目ソングとして渋谷さんが選曲したのが、2021年リリースのアルバム『GO TO FUNK』に収録されている『蜜』。
渋谷さんは「まずスネアドラムのリバーブが特徴的だなって思いました。僕的な解釈ですよね。(スネアドラムが)楽曲の軸になっているなっていう風に思ったんですよ。もちろん縦のラインを象徴する楽器だからそれがグルーヴであったりとか、リズムの象徴になるってのは当たり前なんですけど、よりそれが強い」とこの楽曲の魅力を分析。
続けて、「後半につれてギターのカッティングがものすごくエフェクティブになって攻撃的になっていくんですよ。楽曲の流れが、その中でカッティングギターだけ唯一真顔っていうか、不協和音ぽい音を後半から入れてくるんですよ。どっか狂気じみてる感じがあって、それがすごい効果的だなって。すごく自分の中では印象的な楽曲ですね」と語り、『蜜』を絶賛。
■渋谷龍太が感じたENDRECHERIのすごさとは?
また、渋谷さんは「SUPER BEAVERというバンドは日本語を日本語のまましっかりとメッセージとして届けるということに重きを置いてるんですよ。言葉を届けるための歌であり、言葉を届けるための演奏っていう認識なんですね」と、バンドが持つ哲学を語ります。
そこから、「堂本さんのボーカルっていうのは、そこから少しもう1個プラスというか、グルーヴであったりとか、耳触りが気持ちいいものっていうのをあえて選択してやられてるっていう感じがあるので、音楽的だなって感じます」と、剛さんは異なるアプローチで音楽を作っていると分析。
また、「なので、自分がやってる歌のアプローチとは少し違うんですよね。どっちが良くてどっちが悪いという話とはないと思うんですけど、やっぱり僕には出来ないことをやっているなと思うんで、そこはすごいなっていう風に感じてます」と、同じボーカリストとして剛さんを尊敬していることを明かしました。
今回の放送にはネット上で、「SUPER BEAVERの渋谷龍太さんの語るENDRECHERIミュージシャン目線で本当に貴重なお話聞かせていただきました」「自分の音楽を愛している人何回聞いても良い響きだ渋谷さん良いこというな」「蜜大好きどこか居心地の悪さを感じるかっこよさなんか引っかかるところがある楽曲だから癖になるんだけど渋谷さんが音楽的観点から言語化してくれてめちゃくちゃ膝ポンしてる」などのコメントが上がっています。
渋谷さんがプロのミュージシャンならではの視点でENDRECHERIの『蜜』を解説したのが印象的でしたね 。
【番組情報】
ENDRECHERI MIX AND YOU
https://tver.jp/episodes/ephghrny5t
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)