4月2日、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫さんがパーソナリティを務めるラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」(TOKYO FM)が放送。愛知県長久手市の「ジブリパーク」の命名秘話が明かされ、注目を集めています。
(画像:時事)
■ジブリパーク、本当は別の名前にするハズだった?鈴木敏夫Pが暴露
今日は「汗まみれin名古屋!~ジブリパークが開園して~」をお送りします❗️
ジブリパークの名前の由来が判明⁉️
放送はこのあと夜11時から#TOKYOFM #JFN 38局ネットでO.A‼️https://t.co/hNLSqwvgiK
— ジブリ汗まみれ (@renga_ya) April 2, 2023
今週は、ジブリパークの運営のために名古屋へ移住したジブリスタッフたちと共に、名古屋での生活や東京との違いなどについてトークしていきます。
途中「ふと今しゃべってて思ったんだけど」と鈴木さん。 「“ジブリパーク”って名前は誰が決めたか」と言い、名前の由来についての話題に移ります。
すかさずスタッフが「鈴木さんじゃないですか」と返答。
鈴木さんが「ハイドパーク、セントラルパークだ!」と言い、最終的に「ジブリパーク」になったのではないかとのこと。
すると「あれ、なんでそういう話になったか覚えてる?」と問いかける鈴木さん。
スタッフが戸惑っていると、鈴木さんは「皆、いろんな言い方してたんだよ。最初からジブリパークじゃなかったの」と、ジブリパークと呼ばれるに至った経緯を説明します。
鈴木さんによると、「なんでジブリパークって言ったかっていうとね、皆の言い方がまちまちだったから、仮でもいいから何か名前あった方がいいんじゃない?って」「それで、テーマパークじゃないんだから“テーマ”を取ってジブリのパークって。だからジブリパーク」と、テーマパークと混同しないように、とりあえず“ジブリパーク”としていたそう。
「そしたらそれが定着しちゃって。いつの間にか!」と、仮の名前だったはずがそのまま定着してしまったのだとか。
さらに、鈴木さんは「で、それってさぁ、また後で考えようねって言ってたはずなのよ」と、本当は別の名前を考えようとしていたことを明かします。
■ジブリパークは公園、テーマパークではない!鈴木敏夫P「某なんとかランドとかと間違えられても困るし」
鈴木さんの話を受け、スタッフは「テーマパークと間違えられるのが嫌だった」「これは公園整備事業なんだと。公園をよくするために造る施設なんだっていうのを言ってたんですよね」と、あくまで公園整備事業であってテーマパークではないことを強調したかったことを明かします。
「それを称して何て言ったらいいんだっていうのが難しくて、某なんとかランドとかと間違えられても困るしって。そういうのじゃないんだっていうのを言ってたんだけど」と、とにかくテーマパークと間違えられたくなかったのだとか。
ところが、結局“ジブリパーク”以外の名前が付けられなかったのだそう。
■鈴木P、自分で考えたパークの名称にツッコミ
鈴木さんは「ジブリパークってね、その時はね、いかにも安直」とツッコミを入れ、周囲の爆笑をさらいました。
他にも、名古屋ならではの文化や東京での生活との違いについて盛り上がった30分。
本来、ジブリパークが仮の名前だったとは驚きですね。
もっとも、今ではすっかり覚えやすく親しみやすい名前として定着したので、結果的によかったのではないでしょうか。
【番組情報】
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230402230002
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)