毎週木曜日の深夜に放送されているテレビ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)。
3月23日の放送では、懐かしのファミコンソフトの1番売れたランキングを紹介したことが話題となっています。
(画像:時事通信フォト)
■ファミコン世代はゲームが起動しないと…
テレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」
一番売れたファミコンランキング#TVer #じっくり聞いタロウ #名倉潤 #河本準一https://t.co/WkVXmGQpnI— TVer【公式】 (@TVer_info) March 23, 2023
ファミリーコンピューター、通称ファミコンとは、1980年代に発売がスタートし、80年代〜90年代に爆発的大ヒットを起こした家庭用ゲーム機です。
番組では、ファミコン世代である現在40代の人を中心に街角アンケートを実施。その声を紹介しながら、売り上げが多かったソフトをランキング形式で紹介することに。
ランキングを紹介する傍ら、当時の小学校ではファミコンがブームとなりすぎて、学校内で『ファミコン禁止』ルールが作られたり、勉強をしないことが原因で親にファミコンを捨てられたなど、今では考えられないようなエピソードが紹介されました。
「ゲームが起動しない時にカセットを舐める、フーフーする」といったあるあるが紹介されると、スタジオにいたネプチューン・名倉潤さんも「フーフーはやってたかもな」と共感します。
同じく共感した次長課長・河本準一さんは「なかなかつかないんですよね。ハーモニカみたいにブーって」と当時を再現しただけでなく、「あとファミコンの本体をちょっとだけ浮かすとかね」と、自分なりの対処法も明かしました。
■Z世代は理解不能【ドラクエ狩り事件】売上TOP3位は「ドラゴンクエストIII」
ランキングの3位に入ったソフトは「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…」。
あまりの人気に、当時は社会現象が巻き起こっていた同ソフトについて、街角アンケートでは「学校を休んでおもちゃ屋さんに徹夜して買いに行った」「深夜3時から並んだ」「ゲーム中に母親から『もうやめなさい!』と言われてコンセントを引っこ抜かれた」など、多種多様なエピソードが紹介されます。
さらに、当時はあまりの手に入らなさから「ドラクエ狩り」なる事件が発生するなど、その人気度ゆえに社会問題も。
世代だという河本さんも「『ここのお店には10本届きますよ』というニュースが地方の街に広がるわけ。たった10本しかないのに、500人くらいが並んで」と、「ドラゴンクエストⅢ」にまつわるエピソードを切り出します。
「先頭から10人までしか無理だから、2日前から並んで、俺11番目だったんですよ」「『嘘やろ』と思っていたら、1人キャンセルが出よったんですよ。調子乗りが並ぶだけ並んで、『お金持ってませんでした』って半泣きで帰って行って」と話しました。
■そして1位は【あのソフト】
これほど大ブームを巻き起こしたファミコンの中でも、特に人気が高いのが「スーパーマリオ」シリーズ。
2位に入ったのは「スーパーマリオブラザーズ3」で、売り上げ本数は384万本。
すごろく状のマップやミニゲームの追加など、グラフィックやシステム面で大きな進化を果たした同作は、ゲーム好きでなくても触れたことがある作品かもしれません。
映えある1位に輝いたのは「スーパーマリオブラザーズ」。
日本だけでなく海外でも人気を誇るこの作品は、ファミコンブームの火付け役としても知られており、681万本の売り上げを誇っています。
ネット上では、「マリオシリーズは圧倒的人気だよな」「やっぱりファミコン世代はマリオとドラクエだよね」「圧倒的ですな、スーパーマリオブラザーズ。681万本って」と、世代の方からの「予想通り」といった声が多数見られました。
「ドラクエ」や「マリオ」などは、現在に至っても新作がリリースされるなど、ゲーム界のレジェンド作品となりつつありますよね。
懐かしのソフトやエピソードに、当時を思い出した方も少なくないのではないでしょうか。
【番組情報】
じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~
https://tver.jp/lp/episodes/epnesyhi8j
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)