毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。
3月4日の放送では、福山雅治さんが日本と海外の食事の食べ方の違いについてトークを繰り広げました。
(画像:EPA=時事)
■三角食べや口中調味に「だからこそ日本人は味覚が発達してるとも言われてるんですよ」
📻今週の #地底人ラジオ は…
引き続き日曜劇場『#ラストマン-全盲の捜査官-』現場からのラジオセルフィーを中心に届け🎙
連日ドラマ稼働で多忙な福山さん。
今週から一部、相方の荘口さんと作家小原さんによる「往復書簡」的な新たな番組構成にもトライします💫https://t.co/BDWzaLGEFL#BROS1991 pic.twitter.com/OJXPfU37Gl— 福山雅治 (@BROS_1991) March 4, 2023
番組では納豆たまごかけご飯、通称NTKGの食べ方から話が発展し、噛むことで生まれる味の変化を口の中で楽しむ食べ方である「口中調味」や「三角食べ」が海外では当たり前ではないという話題に触れられます。
福山さんは「上品じゃないと言われてるんですよ」と切り出し、「だからこそ日本人は味覚が発達してるとも言われてるんですよ。別に三角食べって言われるまでもなく、パンにバターつけて食べるのと同じ感覚なんですけど」と本音を明かしました。
日本で調理パンの種類が豊富であるのは食文化が一因だと推測した後、「丼っていう発想もなかったんですよ。ご飯の上に乗ってるっていう。『何してくれてんの?』みたいな。『セパレートでしょ』っていう」と話を続けた福山さん。
「でも日本の場合は混ざってるものが多いんですよ。そもそも寿司が混ざってるから。ちらし寿司もそうだし、寿司単品でも混ざってるし」と話し、「巻き寿司的なことは発想にないですよね。パンはパン。ハムはハムみたいな」と海外の食文化について語りました。
■海外の朝食は混ざっていないため、福山雅治は1日で飽きてしまう!?
日本と海外の食文化の違いに関するトークはまだまだ続き、福山さんは「だから、僕からするとコンチネンタルブレックファーストとかアメリカンブレックファーストとか、ホテルで出てくるあの料理。パンとベーコンと卵と全部別じゃないですか? しかもそれしかないでしょ? 1日で飽きるんだよね」と日本人だからこその悩みを明かします。
「海外行った時、一応1回は食べるんだけど、『もう無理』ってなる」と明かした後、「次の日から部屋でご飯炊いて、出汁の効いた何かか、瓶に入ったザーサイ系とか色々あるじゃないですか」と話した福山さん。
「混ぜたいんだよね、なんか、混ぜたものの味が好きなんですよ。だけどそれが今、三角食べっていうので、これはマナーとして良くないんじゃないかって話になってるんだけど、やっちゃうんだよね」と、日本人の味覚だからこその悩みを主張しました。
朝からナイフとフォークでキコキコ…よりもお茶碗かっこみ系の方が好きというのは、想像すると痺れるものがありますね。
■口中調味や三角食べを社会問題として「ご意見いただきたい」
現在は「口中調味はNGだけど三角食べは1品1品食べているからOK」など様々な議論が存在しているんだとか。
福山さんは「なのでこれは、NTKGの食べ方から発展させて、社会問題として、三角食べや口中調味についてご意見いただきたいです」と、メールを募集して番組内で取り上げていくことを宣言しました。
ちなみに、福山さんは「よっぽどの高級和食店とかに行かない限りは気にする機会がないんじゃないかなと思うんですけど」と自身の考えを明かしつつも、「そうなるとさ、和食のコースって大概最後にご飯とお吸い物とお漬物出てくるじゃないですか? あれバラバラに食べなきゃいけないの?」と悩ましい感情を告白します。
お漬物とご飯を一緒に食べられないとなった場合、「今まで生きてきた人生全部ダメじゃない」と話した福山さん。
「『それも口中調味だよ。それやっちゃダメなんだよホントは』って言われちゃうと、今までの食べ方は何だったのってなるじゃない」と本音を明かしました。
ネット上では、「口中調味って、日本人だけなん?当たり前だと思ってた」など驚きの声が続出した他、「美味しいし、日本人で良かったって思える」「三角食べ、口中調味。マナーとしてはあまり良くないのかも」など、様々な意見が見られました。
三角食べや口中調味が日本独自のものだとは知っていても、そこに下品さを覚えたことはないという方も多いのでは。
福山さんがこのトピックについて興味を示しているため、多種多様な考えが今後も番組内で伝えられそうですね。
【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/program/show/100000165
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)