2月17日18時から「オールナイトニッポン」55周年を記念した、「オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル」が放送。
18日の23時台は「中居正広のオールナイトニッポン」が放送され、過去の自分へ送ったメッセージが泣けます。
(画像:時事)
■30年ぶりに復活した中居正広のオールナイトニッポン
夜11時からは
【#中居正広 のオールナイトニッポン】オールナイトニッポン55周年を記念して『中居正広のオールナイトニッポン』がちょっとだけ戻ってきます!
ハッシュタグは#中居正広ANN
です!#ニッポン放送 @Ann_Since1967https://t.co/JazoPOk1HJ— ニッポン放送 (@1242_PR) February 18, 2023
以前、「オールナイトニッポン」を担当していた中居さん。
オープニングでは「1993年から1年ほどやってまして、今から何年前ですか? 30年前!? 本当に?」と説明しながら驚きます。
オールナイトニッポンをやっていた頃は、放送の3時間前の22時頃にスタジオ入りしていたと振り返り、当時マネージャーがいなかったため、電車で有楽町まで通っていたと明かしました。
また、ご飯が用意されている日と用意されていない日があり、親子丼をよく食べてたと懐かしむ中居さん。
スタッフ達がハガキをチェックしてご飯を食べれない状況で、ご飯を食べていたという中居さんは「20歳ぐらいで、芸能界はじめて5~6年目とかでしょ。なんとなくわかってる部分もあれば、わかっていない。人との関係性とかスタッフの上下関係とかも、わかってるような、わかんないような…」と振り返りました。
ファンからはネット上で、「中居くんマネさんもいなくて電車移動してたのかあ」「そんな時代もあったんだね」「20歳の頃の中居くんを想像しながら聴いてます!」などの反応があがっていました。
■最終回をふり返る!ゲストはまさかの先輩だった
また、中居さんのオールナイトニッポンの最終回は、先輩である男闘呼組・岡本健一さんがゲスト出演していたそう。
「ゲストだから色々(話を)聞かなきゃいけないんだけど、最終回だから自分の想いも喋んなきゃいけないのと。ゲストの人が目の前にいる中で、自分の想いを喋るのはなかなか難しいことだなぁと感じたのを覚えている」と当時の心境を明かす中居さんでした。
ネット上でも、「また中居正広のオールナイトニッポンが聴けるなんて…」「当時ファンになったばっかり、夜中だったから枕元でラジオカッセのアンテナ立てて聞いてた、探したら最終回あるかも」「中学生から高校くらいかな?毎週120分のカセットに録音してた!」など、中居さんと同じように当時を懐かしむファンの声があがっていました。
■小学2~3年生の自分に「お湯のシャワー出るぞ!」
今回の「オールナイトニッポン」共通テーマ「あの頃の自分へ」では、小学2~3年生の自分へメッセージを送った中居さん。
はじめに「おーい、水洗便所になってるぞ!大人になったらお湯のシャワー出るぞ!」と言い、「その頃ね、水洗便所への憧れがものすごく強かったですね」と明かします。
さらに、「シーマに乗れるぞ!シーマになんか乗れると思ってないから。お湯が出ないお家の人、シーマ乗れないでしょ」と笑いを誘ったあと、「豚の生姜焼きすげー美味いぞ!」「野球関連の仕事するぞ!」「想像もしない人になってるぞ!なかなかの有名人になってるぞ!」「えらい人生になるぞ」などのメッセージを送りました。
■中居くん【伏線回収】なの?休養復帰した【中居正広】の呼びかけで2回泣いた
実は昨年(2022年)10月の放送で幼少時代の家族の借金や生活苦をラジオで告白していた中居さん。
「うちの親父とか、普通に働いてて普通に金借りてたけどね。共働きで、なんで借りるんだろう?って。おかずもないご飯食べてるのに…」と笑いながら昔を振り返っていました。
「風呂もだって、冬は週1回しか入らないでしょ。夏は週2。俺が兄弟3人、3人共同じ日に体育でプールがあると、その日はお風呂ないのよ。だいたい水日か木日なんだけど…」とお風呂事情を告白。
続けて「シャワー浴びたらいいんだけど、シャワー浴びれないから。なんで浴びれないかというと、お湯がでないから。お湯を沸かして、その浴槽にあるもので洗うから。体育の日にプールプールプールって3兄弟あると、お風呂ないんですよ。洗ってきたでしょ?みたいな。そうすると、親父がブチギレるっていう『俺の会社には、プールねぇんだよ!子ども達は今日プールで洗ってきたかもしれないけど、俺の会社にはプールねぇから』って」と風呂なしの日は父親が不機嫌になることもあったとのこと。
「そうすると親父は真水を浴びるっていうね。真水ってめちゃくちゃ冷たいのよ。ブルーのホースをさ…今みたいにシャワーの出口がバーッて…そんなのないからさ。ホースだよ、庭にあるホース」とシャワーの代わりにホースを使っていたと言います。
「あれで、共働きで水道代がいくらかかってたのか、電気代もいくらかかってたのか全然分からないけどね。それでもお金借りてたりするんだよ。そう考えるとなんだろうなぁ…。子どもの頃は、それで貧しいって思わない、これが当たり前だと思ってたからね。お隣さん家もそうだし…」と語り、生活が苦しかったことを振り返ってはいるものの、とても温かなご家庭の様子が垣間見えるお話となっていました。
今回の放送で、幼少期の自分に「大人になったらお湯のシャワー出るぞ」と呼びかけている中居さん。
見事に10月の放送の伏線回収のようになった呼びかけでした。
SMAPとしての活動と解散、独立、その後の休養発表や復帰など近年の目まぐるしい変化を見てきたファンにとって、「えらい人生になるぞ」という呼びかけは、様々な思いが駆け巡るものだったのではないでしょうか。
中居さんのメッセージを聞き、ネット上では「思い出話をいっぱい聞けて嬉しい」「重みがあるなぁ」「なんだか泣けてきちゃった」「本当えらい人生になってるぞ…」などの声が。ファンにとってもグッとくるメッセージになったようです。
今回は中居さんのオールナイトニッポンが30年ぶりに復活ということで、ファンにとっては大変貴重な放送となりました。
中居さんの思い出話に、心打たれるファンも多かったようです。
過去の放送で語っていた生活苦エピソードと今回の呼びかけの合わせ技で泣き、ファンの温かい反応で泣き、2回泣けてしまう放送となっていました。
【番組情報】
中居正広のオールナイトニッポン
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(文:しほり/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)