1月29日放送の「情熱大陸」(MBS・TBS系)では、ロックバンド・DISH//に密着。DISH//のリーダー・北村匠海さんはオリジナル曲への思いを明かし、話題を集めました。
(画像:時事)
■DISH//北村匠海、抱えていた葛藤!他アーティストの力で表に出ている自分達は「ただのアンプに過ぎない」
このあと11時〜は、 #情熱大陸
ロックバンド/ #DISH//
新曲作りでは、初めてメンバー4人で
スタジオに篭って "セッション"。時に歌詞が書けないと
頭を抱える表情からは
生みの苦しみが垣間見える。楽曲提供を受けた"猫"の次を
自分たちの手で—。若きロックバンドの
等身大の今を描き出す。 pic.twitter.com/fsLEOozYn2— 情熱大陸 (@jounetsu) January 29, 2023
2011年12月25日に結成されたDISH//は、ボーカル・ギターの北村さん、コーラス・ギターの矢部昌暉さん、DJ・キーボードの橘柊生さん、ドラムスの泉大智さんによる4人組ロックバンド。
そんなDISH//は2020年、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」での配信がきっかけにあいみょんさんが作詞作曲を担当した「猫」が大ヒット、翌年には「NHK紅白歌合戦」にも初出場を果たしました。
一方で北村さんは「すがらないものっていうのを僕らが作っていかないと難しくなってくるっていうか。ずっと続けることが難しくなってくるタイミングがいつか来るだろうな…。色んなアーティストの力を借りて表に出る自分達は、ただのアンプに過ぎないんじゃないか」と葛藤を明かします。
新曲「ブラックコーヒー」の作詞に苦労する北村さん。
スタッフが「歌詞書けない時心配じゃないですか?」と聞くと、メンバーの矢部さんは「いや…特にないですね」と返答。
続けて、矢部さんは「こっちから『大丈夫?』みたいなことも声かけないし。意外と悩んで悩んで出た言葉っていうのが匠海ってすごい良いって僕は思っていて。匠海は苦しい時の方が活きる気がするんですよ、僕の中では」と、北村さんは逆境の中でこそ力を発揮すると信頼を口にしました。
■ライブ終わりに北村匠海と矢部昌暉が交わした会話とは?
DISH//は昨年12月25日、東京・国立代々木競技場第一体育館で、ワンマンライブ「DISH// ARENA LIVE 2022 "オトハラク"」を開催。
結成記念日の特別なステージでDISH//は「ブラックコーヒー」を初披露。
ライブ終わりに話を聞くと、北村さんは「今年経験した生みの苦しみだったりとかDISH//っていう存在そのものを問う時間もたくさんあったし、今年生んだ曲達が来年ツアーでどうなっていくのか楽しみですし。『猫』だけじゃない僕達っていうのを作り上げるにあたってすごく可能性を感じた1年間でした」と、多忙を極めた1年を振り返ります。
また、楽屋に戻った北村さんが「今日は文句なしに良いライブだったな」と伝えると、矢部さんは「楽しかったな!」と応え2人はやりきった充実感に溢れた表情を浮かべました。
今回の放送にはネット上で、「ライブ終わりに、「楽しかったな」って言いながらお菓子食べてる矢部昌暉 最高に可愛い」「『自分たちはただのアンプに過ぎないんじゃないか』って言葉が、何か、グッと、心に刺さったな」「『楽しかったな』最後の一言は矢部昌暉だった」などのコメントが上がっています。
ライブ終わりの楽屋での北村さんと矢部さんのやり取りは、「情熱大陸」ならではの名シーンでしたね。
また、北村さんらDISH//のメンバーのオリジナル曲への熱い思いも印象的でしたね。
【番組情報】
情熱大陸
https://dizm.mbs.jp/title/?program=jounetsu&episode=278
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)