元チェッカーズ藤井フミヤ、月9ドラマ主題歌裏事情を激白!音楽の世界も「売れてしまえばね」

投稿日:2022/12/12 17:18 更新日:

12月12日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に、藤井フミヤさんが出演。藤井さんは名曲「TRUE LOVE」にまつわる秘話を明かし、話題を集めました。

藤井フミヤ

(画像:時事)

■元チェッカーズ藤井フミヤ、月9ドラマ主題歌裏事情を激白!音楽の世界も「売れてしまえばね」

藤井さんはチェッカーズのメンバーとして、1983年9月21日にリリースした「ギザギザハートの子守唄」でデビューを飾り、絶大的な人気を獲得。

1992年にチェッカーズが解散してソロ活動を始める事になった藤井さんが、1993年にリリースした楽曲が「TRUE LOVE」。

「TRUE LOVE」はドラマ「あすなろ白書」(フジテレビ系)の主題歌にもなり、200万枚を超えるほど大ヒットを記録します。

「あすなろ白書」のプロデュースを担当したのは元フジテレビジョン代表取締役社長で、現在は株式会社BSフジ代表取締役社長を務める亀山千広さん。

藤井さんによると、「TRUE LOVE」を亀山さんに聴いてもらったところ、「ちょっとこの曲弱いな」とダメ出しされたとのこと。

そんな藤井さんは「初めて作曲したんでこれしかないって。これでよろしくって言ったら(当時の流行りは)サビをがっつりいくって感じだったけど、これはフォークロックなんでたらーっとしてちょっと弱いなと」と、当時の記憶を回顧。

また、MCのバナナマン・設楽統さんが「『あすなろ白書』も今はもうこのイメージですけどすごく作品とも合ってるし。けどちょっと弱いなと…」と伝えると、藤井さんは「弱いなと思ってたんですよ、僕も正直。しっとりしててサビの盛り上がりもそんなないし、でもこれしかないんでこれでお願いしますって」と本音を吐露。

さらに、設楽さんが「イントロから全部素敵ですけどね」と伝えると、藤井さんは「売れてしまえばね」と答えました。

■藤井フミヤ出演「ノンストップ!」に反響

今回、番組では亀山さんにアンケートを実施。

「TRUE LOVE」にダメ出しした理由を聞くと、亀山さんは「最初フミヤさんの歌詞なしのデモテープを聴いた時、『メロディーは素晴らしいけど、地味だなと。もう少し派手な感じにできない?』と伝えました」と回答。

「でも結果として、この曲がドラマの世界観を作ってくれました。いい曲を作ってくれてありがとうございます」と、今でも愛される名曲を作った藤井さんに感謝を伝えました。

今回の放送にはネット上で、「華々しいアイドル時代と、フミヤさんの落ち着いた声とお話し、ギャップが素敵なんです!」「今のフミヤさんが歌うTRUE LOVEが1番大好きです」「TRUE LOVEほんと好きな曲!」などのコメントが上がっています。

当時のドラマプロデューサーだった亀山さんに、最初は「この曲弱い」「少し派手な感じにできない?」とダメ出しされたエピソードが興味深かったですね。

それでもドラマの世界観に見事にハマり、今でも愛されるのは曲の持つ力ですね。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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