実は視聴率が低い…「思っているほど見てもらえてない」驚きの裏側にマツコ、変わった趣味を告白

投稿日:2022/12/08 9:58 更新日:

毎週火曜日の夜8時57分から放送されているテレビ番組「マツコの知らない世界」(TBS系列)。12月6日の放送では、マツコ・デラックスさんが宇宙飛行士の野口聡一さんと宇宙の魅力を語り、話題となっています。

マツコ・デラックス

(画像:時事通信フォト)

■宇宙飛行士の野口さんが“驚きの”呼び掛け「フェラーリ買ってるあなた、宇宙に行きませんか?」

番組には宇宙に3回行った日本人として野口さんが登場します。

野口さんは2005年7月に当時40歳で初めて宇宙に飛び立つと、2009年には、2020年にも宇宙に飛び立っており、3つの異なる方法で帰還したことがギネス世界記録にも認定されています。

人類で誰も成し遂げたことのない偉業を成し遂げた野口さんの登場を受け、マツコさんは「1回は行っときたいよね、宇宙」と切り出します。

今や民間人でも宇宙旅行ができる時代となったことから、野口さんは「地球が本当に存在するってだけで行く意味あると思うんですよ」と話します。

「だって、街中にフェラーリとかいっぱい走ってるじゃないですか?多分あれ3000万より高いでしょ?それを考えたら、フェラーリ買ってるあなた、宇宙に行きませんか?」と呼び掛けました。

■野口さんは前から共演を希望も、マツコ「JAXAがやりたがってないんですよ。あんなのと宇宙を近づけるなって」

野口さんは宇宙に3回行って気付いたこととして、視聴率の低さを取り上げます。

「思っているほど見てもらえてない」と明かした野口さんに対して、「そうですか?私なんかは好きだから、ISSからずっと中継しているYouTubeとかあんのよ。あれずっとボーッと見てるタイプだから」と切り出したマツコさん。

まさかの発言に「それは相当変わってますよね」と反応した野口さんは、「宇宙から帰ってきて、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が色々ね、『この番組どうだ?あれどうだ?』って言ってくる中で、マツコさんと何かやりたいって最初に言ったんですよ。でもなかなか敷居が高くてね」と本音を明かします。

この話を聞いたマツコさんは「違いますよ。JAXAがやりたがってないんですよ。あんなのと宇宙を近づけるなっていう」と続け、スタジオを笑わせました。

■現在は“生き辛さ”を科学的に研究している野口さん、マツコは「私研究しがいありますよ?」

この後、野口さんは宇宙に行くことの意味があまり世の中に浸透していないことに触れながら、その理由を説明していきました。

数々の宇宙に行く意味をプレゼンした後、野口さんはマツコさんに「僕って何者なんでしょうか?」と相談を持ちかけます。

マツコさんは「やっぱりさ、『宇宙に行きたい』と思って本気で宇宙飛行士になる人って、ちょっとヤバい人だと思うよ。正常な精神では、宇宙になんて怖くて行けないから。死生観が絶対変わると思うよ」と反応しました。

実際、野口さんは宇宙から帰ってきた後に燃え尽き症候群に悩まされ、「自分には価値がないんじゃないか?」と思ってしまうこともあったそうです。

今年6月にJAXAを退職し、現在は経験を活かした研究をしている野口さんは、アスリートなども悩まされている燃え尽き症候群などについて、「『何か共通するものがあるんじゃないの?』っていうのが今僕が取り組んでいるテーマで、生き辛さを科学するって言うんですかね」と話します。

マツコさんは「何も考えなくなるのが人間の進化なのかなって考える時あるんだよね。その、恐怖心だったり、悩み事だったりっていうのが。どんどん便利になって困難を克服してきた歴史なわけじゃないですか?野口さんがやっている研究は、今人間が生きていく上ですごく大事なことをやられてる気がする」と話した後、「私研究しがいありますよ?結構生き辛い方だと思うよ私も。だから、野口さんと結ばれやすいと思う」と自らを売り込みました。

ネット上では、「フェラーリを買えるだけのお金があれば宇宙に行けるって凄いなぁ〜!!」と感嘆する声だけでなく、「マツコさんと野口さんのお話をもっと聞きたかった」や「野口さんの話面白かったなもっと聞きたい…」のように、番組全体に満足感を示す視聴者が非常に多かったです。

野口さんの話は非常にわかりやすく、ユーモアにも溢れていて面白かったですね。マツコさんとフィーリングが合っているのが伝わってきました。

【番組情報】
マツコの知らない世界
https://tver.jp/lp/episodes/epu6e4t7pi

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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