10月27日、歌手の大黒摩季さんがパーソナリティをつとめるラジオ「Your Playlist」(bayfm78)では、ジャニーズグループ・A.B.C-Zの新曲『#IMA』についてトークする場面が。大黒さんが楽曲とA.B.C-Zへの熱意を語り話題を呼んでいます。
(画像:時事)
■A.B.C-Z 新曲『#IMA』作詞・作曲の大黒摩季、彼らの歌声を研究していた
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A.B.C-Zの13枚目となるシングル『#IMA』で作詞作曲を手掛けた大黒さん。そこで、今回の番組では楽曲制作の裏側について語ることに。
『#IMA』のキーは「女声も男声もいける中域のキー」になっているそうですが、作曲にあたって大黒さんはメンバー一人ひとりの声域や声質を研究したそう。
「とっつー(戸塚祥太さん)の中低域が私すごく好きで。ボトムが意外と太い声なんですよね」「とっつーの低音でセリフっぽいとこやってもらいたいなーとか」「河合くん(河合郁人さん)も意外と下出るんで」と、低音域を活かした曲作りをしていったと言います。
また「橋本くん(橋本良亮さん)はね、逆言うとね、挑んでほしくて。きっとね、彼なら挑んでくれるんじゃないかなという願いを込めてやったら本当に最近本当に地声で歌ってて」「嬉しくなっちゃって」と、橋本さんの歌声に感動したことを明かしました。
最初、『#IMA』のメロディの音域は2オクターブの範囲だったそう。大黒さんとしては、メンバー一人ひとりの声質に合わせて一番響きが良くなる音域を網羅したつもりだったそうです。
ところが「彼らの歌入れが返ってきた時に何がびっくりしたって言ったら、オクターブ下誰も歌ってなくて」と、最終的には、男声にしては高い中音域以上のメロディで仕上げてきたのだとか。大黒さんは「これはこれで、すごく彼らの気合いを感じました」と感心します。
■A.B.C-Zへの愛が強すぎて…「母親のように号泣しました」
大黒さんは、A.B.C-Zの曲を作るにあたり「酸いも甘いも、それこそ逆境を乗り越えてきた彼らだからこそ生粋の純粋さ、ただただきれいなものの純粋さと」「揉まれて、そして絞られた本当の“純水”」「そういうのが出ればいいなと思ったんですよね」と語ります。
そして、A.B.C-Zというグループの魅力について「真っ直ぐ一生懸命じゃなかったら業界ここまで残ってこられないし」「一途っていうだけじゃなくて、誠実さ、それから精悍さ、それから自分をきちんとコントロールしている意外とプロフェッショナルなところ」と紹介。
『#IMA』はそうしたA.B.C-Zの魅力をたくさん詰め込んだ楽曲になっているとのこと。大黒さんは「私はすごいよくばりによくばって作ってよかった」と語ります。
また、A.B.C-Zが音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」(TBS系)に出演し『#IMA』をフルコーラスで披露した際は「本当に親戚のおばちゃんか母親のように号泣しましたからね」と大黒さん。「本当に一生懸命歌うからこそ響く」と、A.B.C-Zのパフォーマンスを振り返ります。
■大黒摩季の熱意にA.B.C-Zファンも感動「お話聞いて泣けてきた」
『#IMA』について、大黒さんは「ぜひぜひね、歌ってみてください。歌うと余計に沁みる歌だと思いますので」と呼びかけます。そして「愛されて大ヒットしていただきたいなと思います!」と締めくくりました。
今週の放送に対し、ネット上では「IMA / A.B.C-Z 制作についての大黒摩季さんのコメントがありがたい」「みんなに聞いて欲しい大黒摩季さんの熱量がすごいA.B.C-Zのことちゃんと見てくれててお話聞いて泣けてきたよ」「A.B.C-Zにこんな素敵な楽曲提供してくださって本当に嬉しく思います」との声が上がっています。
新曲にかける大黒さんの熱意が伝わってきましたね。メンバー一人ひとりのことを考えて作られた曲であること分かり、喜んだA.B.C-Zファンも多かったようです。
【番組情報】
Your Playlist
https://radiko.jp/#!/ts/BAYFM78/20221028000000
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)