9月25日、千原ジュニアさんのYouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」では、ゲストにお笑い芸人の狩野英孝さんを迎え、トークする動画を公開。狩野さんがナルシストキャラの誕生秘話を明かし注目を集めています。
(画像:時事)
■狩野英孝、過度ストレスで血尿!窮地救ったのは漫画『ちびまる子ちゃん』だった
日本映画学校を卒業後、オーディションに合格し芸人としてステージに出るようになった狩野さん。しかし、全くウケない日々が続いたそう。ウケないことへのあまりのストレスから血尿が出るほどだったと言います。
芸人としてどうすべきか悩んでいたある時、大ファンだというさくらももこさんの漫画『ちびまる子ちゃん』を読んでいた狩野さん。ふと『ちびまる子ちゃん』の登場人物一人一人がキャラを持ち、第1巻からずっと愛されていることに気付きます。
特に、まる子のクラスメイトの花輪くんに対し「ナルシストだけど皆からずっと嫌われないな、可愛がられてるな」と感じたそう。
そこで「そっか、花輪君やってみよう」と思い立った狩野さん。花輪くんのキザなセリフなどをピックアップし「ナルシストがテレフォンショッピングの店員だったら」というコントを作成します。
コントでは、商品を紹介しているつもりが自分のことを紹介してしまうナルシストな店員を演じた狩野さん。これが初めてお客さんにウケたそう。
こうして「ラーメン つけ麵 僕イケメン」に代表される狩野さんのナルシストキャラが誕生。狩野さんはしみじみ「花輪くんのおかげ」と語ります。
■オーディション落選続きだった狩野英孝が『爆笑レッドカーペット』に合格できた理由とは?
ナルシストネタは、最初成人式で祖母に買ってもらった黒のスーツを着てやっていた狩野さん。
ライブではウケていたものの、ゴールデンタイムのネタ番組のオーディションにはなかなか合格しない日々が続いたと言います。
そこで「もっと行かなきゃダメかな」と思った狩野さんは、衣装を白スーツに変更。そして、ネタ見せ番組『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)のオーディションを受けることに。
オーディション部屋に入ると、前のオーディションで狩野さんのことを落としたディレクターがいたそう。狩野さんは落とされた時と全く同じネタを持ってきてしまったため「あーダメだ、終わった」と思ったそうです。
ところが、ネタが終わった後、ディレクターは「あれ?あ、そうか、衣装変えたからか。同じネタだけどすごい伝わりやすくなったね」と言ってくれたのだとか。
結果、狩野さんは見事合格し『爆笑レッドカーペット』に出演。その後のブレイクへとつながっていきます。
■芸人としてのこれまでを語った狩野英孝に視聴者「実はトークが面白い」
トークでは、狩野さんが花輪くんを参考にネタを作っていることが作者のさくらももこさんにも伝わり、お互いにサイン色紙を送りあったエピソードも紹介されました。
今回の動画に対し、ネット上では「英孝ちゃんは実はトークが面白い」「エイコーちゃん、今までずっと自分の話噛んじゃったりさえぎられて、なかなか喋れなかったけど16年経ってようやく真剣にお話聞いてもらってて感動だよ」「えいこーちゃんとのコラボ嬉しいです!2人のトーク最高ですね」との声が上がっています。
花輪くんからお笑いネタを思い付いた狩野さんの発想力が素晴らしかったですね。また、聞き上手なジュニアさんのおかげで狩野さんのトークの面白さが発揮された動画となったのではないでしょうか。
【番組情報】
千原ジュニアYouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3BDea1y-Pjs
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)