9月2日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)では、漫才コンビのおぼん・こぼんがゲストとして登場。後輩のナイツがおぼんさんとこぼんさんにメッセージを寄せ話題を集めました。
(画像:時事)
■ナイツがおぼん・こぼんの過去を振り返り「ある日突然舞台の衣装が揃わなくなった」
おぼん・こぼん、黒柳徹子も驚いた不仲ぶり。それでも解散しなかった理由は「独自のスタイル」 #テレ朝POSThttps://t.co/zDKVRAJGrC
— テレ朝POST (@post_tvasahi) September 1, 2022
長年"不仲コンビ"として知られていたおぼんさんとこぼんさんは昨年出演したテレビ番組がきっかけで歴史的和解を果たし、その姿が話題になりました。
今回の番組では、おぼんさんとこぼんさんを良く知る人物として、ナイツの塙宣之さん、土屋伸之さんが登場。塙さんは「2人が仲が悪かったんですよ。舞台の衣装がお揃いだったんですけど、ある日突然舞台の衣装が揃わなくなった」と話すと、土屋さんも「連絡を取り合わなくなった」と相槌を打ちます。
続けて、塙さんが「おぼん師匠が黒のラメのスーツ、こぼん師匠が赤のラメのスーツの時があった」と話すと、司会の黒柳徹子さんは「気持ち悪い」とボソリ。
さらに、土屋さんは「楽屋から舞台まで全く1度も会わずに舞台に上がって行きましたもんね。別々の楽屋で動線も別でそして上下から入って漫才終わったら、また分かれて別々で帰って行くっていう感じで、気を遣いましたよ、我々」と当時の記憶を回顧。
VTR終了後、おぼんさんが「ナイツがね、仲悪いの世間にチクったんですよ。黙ってりゃわからなかったんですけどね。でもそのおかげでまぁブレークさせていただいて」と今ではナイツに感謝している事を明かします。
また、こぼんさんが「今は『おかげ』って言うけどあの時は『ナイツのせいだ』って言ってたんだから。『せい』が『おかげ』になっちゃいました」と指摘すると、おぼんさんは「反省しなきゃな」と語りました。
■おぼん・こぼんが解散を踏みとどまった理由とは?
ここで、徹子さんが「それでも解散しなかったのはやっぱり目標が同じだったからなんですって?」と問いかけると、こぼんさんは「そうなんです。もうやってきたのがね、ずっとショービジネスだとかそういう所をやって、色んなエンターテインメントをやってましたから」とコメント。
続けて、こぼんさんが「そっちの方向が一緒じゃなかったら…」と話すと、おぼんさんは「別れてたな。多分この人が芝居が好きだったら『もうお芝居の方にいきな』っつって多分別れてたと思うんですけども」と応えます。
さらに、別の場面で徹子さんが「今度うまくいくようになったきっかけはなんかあったんですか?特別に」と和解した理由を聞くと、おぼんさんは「やっぱり好きだったんです、漫才が…。それでショービジネスが好きだし、だからそういうのを色々やりたいなって、やっぱりこの人しかいないなと思って」と返答。
また、こぼんさんは「そうですね…あとはやれてももう何年かしかね、年齢的にできないし、1人でできる技量もないだろうし。違う事も別にやりたいと思わないし」と和解した理由を明かします。
■おぼん、黒柳徹子の前で衝撃発言「1番嫌いなのはお前や」
番組のエンディングで、徹子さんが「一言ずつ相手に仰る事があったら、ちょっとなんか仰っていただいて」と話を振ります。
すると、おぼんさんは「よく言われんねん、俺。世間で1番嫌いなのは誰やねんってよく言われんねん。『1番嫌いなのはお前や』言うねん人に。誰が1番好きやって言われる時ある…ほんだら『お前や』って言うてしまうねん。だからこれからもよろしく」と相方・こぼんさんへの思いを明かしました。
すると、こぼんさんは「こちらこそよろしくお願いします」と応えます。そのままテーマ曲が流れ出すと徹子さんは「喧嘩しないで」とおぼんさんとこぼんさんにメッセージを伝えるのでした。
今回の放送について、ネット上では「同じ衣装で出てるの感慨深い」「おぼんこぼんの徹子の部屋神回だったな!30分あっという間だった」「子の部屋見てなんかグッと来ちゃう、おぼんこぼんさん」などのコメントが上がっています。
おぼんさんが「1番嫌いなのはお前や」と言った瞬間ドキッとした視聴者も多かったのではないでしょうか。
その後、おぼんさんの一番好きなのは「お前」という言葉や、徹子さんの「喧嘩しないで」との言葉に、視聴者もグッときたようです。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)