毎週土曜日放送のバラエティ番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)。7月16日の放送では、博士ちゃんが国立科学博物館の非公開エリアに潜入。そこで公開された幻の生物に注目が集まりました。
(画像:時事通信フォト)
■「聞いたことなかったです」幻の生物・レオポンに芦田愛菜も驚き!
今夜の #博士ちゃん 🎓は‼️
国立科学博物館🏢
⚠️非公開エリア⚠️【巨大収蔵庫】に眠る
人類のお宝🎁解禁🔑 完全版SP✨‼️幻の生物発見🔍
&日本人ルーツを探る‼️リアル博士と考える🧑🎓未来の日本人像とは⁉️
さらに❗️
あの博士ちゃん🎓が各界で大活躍💪💨
博士ちゃんニュース📺💫今夜6:56~⚡️ pic.twitter.com/tKhivQ1zph
— サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん(テレビ朝日) (@hakasechan_5ch) July 16, 2022
今回は、生物の進化博士ちゃん・大塚蓮くんと共に、国立科学博物館の非公開エリアである巨大収蔵庫へ潜入しました。
国立科学博物館で一般公開されている標本や資料の数は、実は全体の0.5%ほどで、残りの99.5%はすべて収蔵庫に保管され、研究されているのだそうです。
普段は立ち入ることのできない収蔵庫へ潜入した博士ちゃんは、大興奮で動物の剥製や骨などを見学。その中でも特に博士ちゃんが注目したのが幻の生物『レオポン』です。
その名を初めて聞いたサンドウィッチマン・伊達みきおさんは「知らない。何これ?」と興味津々。芦田さんも「聞いたことなかったです」と、目を丸くしていました。
■人の手によって生まれたレオポンに博士ちゃんは...
世界でも数十頭しか存在しなかったというレオポンは、ヒョウの父とライオンの母から生まれたライオンのような太い胴体に豹柄が浮かび上がる不思議な見た目の生物でした。
このレオポンは、実は今から60年ほど前に動物園でヒョウとライオンを人の手によって意図的に交配させて生まれた生物だったのです。
当時は大変話題となり、動物園に人が押し寄せたとのことですが、倫理的観点からその後の試みは中止に。今では生きた姿は見ることのできない幻の生物となったのです。
このレオポンの誕生について、博士ちゃんは「あんまり賛成できないです」と、命の改造は倫理に反するのではないかと眉をひそませました。
さらに、生まれてきたレオポンには、生殖能力がなかったことが判明。博士ちゃんは、違う動物同士の交配で生まれた動物には生殖能力が欠けてしまうということがわかった以上、この先絶対にしてはいけない行為であると感じたと言います。
この博士ちゃんの思いに、サンドウィッチマンの二人と芦田さんは大きくうなずき「なるほどね」と感心して聞いていました。
■ネットでも反響続々「考えさせられる」「勉強になった」
動物の剥製の他にも、縄文人や弥生人などの人骨の見学もした博士ちゃん。最後は人類学の権威・篠田謙一さんから本のプレゼントをもらって、サインまでしてもらい大満足の様子でした。
VTRを見ていた芦田さんは「楽しそうな蓮くんの姿見てるだけで、なんかこっちも幸せでした」「蓮くんが見たいって言ってくれたから、色んな物見れましたし」と、博士ちゃんの喜ぶ姿を微笑ましそうに見つめていました。
ネットでは「レオポン考えさせられる良い話でした」「今はやっちゃいけないけど、当時そのプロジェクトにいた人や、この事実を否定しちゃダメよね。逆に勉強になったありがとうやと思うわ」「博士ちゃん良い番組だなぁ。そして接する先生や大人たちが本当に素敵」などという、視聴者の声が上がっていました。
さまざまなことを素直に吸収していく博士ちゃんの姿に、視聴者もほっこりしたようですね。
また、番組を通して生命について考える良い機会にもなったようでした。
(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)