7月7日放送の「NHK MUSIC SPECIAL KinKi Kids」(NHK総合)では、作詞家の松本隆さんが出演。松本さんが作詞を担当したKinKi Kidsの楽曲『高純度romance』の歌詞に込めた想いを明かし話題を集めました。
■KinKi Kids『高純度romance』歌詞に松本隆が込めた深すぎる想いが明らかに!
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松本さんはデビュー曲『硝子の少年』をはじめ、KinKi Kidsの楽曲の作詞を数多く手がけてきました。
そんな松本さんはKinKi Kidsgがデビュー25周年第1弾シングルとしてリリースした『高純度romance』でも作詞を担当。
KinKi Kidsの印象について、松本さんは「なんかKinKi Kidsってね、いまだにまだ透明な感じするし、こういうの歌えるのはあの2人しかいないよね、純度高めとかね。いい歌い手に僕は巡り会えたなと思ってますよ」と語ります。
また、この楽曲の最後を締めくくる「純度高めのロマンスだから 真実の蝶結びだね」というフレーズについて、松本さんは「蝶結びはねあれは2本あるように見えて1本なんだよね、繋がっててね」と話を切り出します。
続けて、松本さんは「何かKinKi Kidsにすごく合ってるかなと思って、片一方を引っ張ると簡単に解ける。だから片一方が『俺嫌だ』って背中向けたらもうそこで終わりなんだよ。左右均等に引っ張ってあげると結び目も逆に強くなる固く解けなくなる」とコメント。
さらに、松本さんは「2人がちょうどいいバランスで引っ張り合えばKinKi Kidsは続くかなっていうそういう希望的観測も詞に書いてあげた」と歌詞に込めた思いを明かしました。
■「やばいっすね」堂本光一も驚愕
VTR終了後、KinKi Kids・堂本光一さんは「これはやばいっすね。このコメント。だから松本隆さんは本当に何か僕らを見透かしてるというか真髄を何か歌詞で教えて頂く事が多いんですよね」と松本さんのメッセージに感銘を受けた事を明かします。
続けて、堂本剛さんは「僕らの事を想像しながら『蝶結びだね』っていうワードとかを選んでらっしゃいますけど、言葉を超えた言葉みたいなものが飛んでくるじゃないですか。だからもうそんな方に今みたいなお言葉頂いて」と松本さんに感謝を伝えました。
■「NHK MUSIC SPECIAL KinKi Kids」に反響
KinKi Kidsについて剛さんは「 2人家族とかそういう感覚がどっかにはやっぱあるので『お互いに意識していないよ』って言ったりとか、この人にはこういう考えがあるよな、この人のタイミングなんだよな、それをまあ受け入れるとか。これはもしかすると5人6人グループとかだったらこういうバランスじゃなかったかもしれないです」と心境を語りました。
また、KinKi Kidsの関係性を夫婦に例えた光一さんは「ちょっとした事でチッてなったりするわけじゃないですか『もう何?そのタイミング』みたいな絶対ご夫婦だったらあるじゃないですか。だけどそういうものでお互い違うし、何かそのお互いにそういうふうに思うことがあったとしてもそれは彼のタイミングだから。そこをどうこう言ったって別にそれを正そうとも思わないわけですよね」とお互いを尊敬し合い尊重していると言います。
さらに、剛さんは「だから2人だからです。結局は。やっぱりいっぱい喋ろうが語ろうが『でも名字一緒やのよなあ』っていうとこに何となく辿りつくんですよ。珍しすぎるんで。多分何かそういう感じで今後もやっていくのかなぁみたいな」とKinKi Kidsの今後についても言及しました。
今回の放送について、ネット上では「25周年の凄さ大切さを改めて感じた番組松本さんが語る蝶結びの意味がすごい」「松本さんの蝶結びの話最高でした」「蝶結び…2本に見えて一本の糸。素敵な意味を含む言葉を紡ぐなぁ。松本さん。でもその言葉はKinKi Kidsの、2人の姿があったから導き出せたんだね」などのコメントが上がっています。
松本さんが「真実の蝶結び」という言葉に込めた意味が素敵でしたね。
その言葉を受けて、光一さんと剛さんがKinKi Kidsの"これから"を語る姿に、視聴者も胸が熱くなったようです。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)