7月3日、歌手の小林幸子さんのYouTubeチャンネル「小林幸子はYouTuBBA!!」では、網膜剥離の手術を受けたことについて語る動画を公開。病気の恐ろしさと早期発見の大切さを語り注目を集めています。
(画像:時事通信フォト)
■小林幸子、失明の危機にあったことを告白「何かがあったらすぐに調べる、病院に行くということ」視聴者に呼びかけ
数年前のある日、右目に小さな黒い点がくるくる回るような症状が現れた小林さん。気になったため病院に行くと、医師から「今から手術しましょう」「網膜剥離です」と告げられたそう。
しかし、当日も翌日も仕事があり、一週間後には生放送も控えていた小林さん。手術はそれらが終わってからでもいいか尋ねると、医師は「間に合うかな…」と少し考え込んだ後「これ、放っておくと失明するよ」と告げたのだとか。
そこで、とりあえず当日と翌日の仕事については許可をもらった小林さん。もっとも、右目に「水平線から朝日が昇っている、または夕日が沈む」というような現象があればすぐ病院へ行くよう言われたそう。
すると「翌日、朝日が昇りました」と、医師に言われた症状が現れたという小林さん。病院へ行くと、即、手術を行うことになったと言います。
■小林幸子、網膜剥離で失明危機だった「真っ黒なんです全部」恐怖の状況を告白!
手術は無事に成功。その後、小林さんは痛みに耐えながらも何とか舞台やテレビの仕事をこなしていきます。
手術から2カ月後のある日、買い物に行くために車で出かけた時のこと。信号で止まった時、手術した右目だけで景色を見てみたいと思い立ち、左目をつぶって右目だけで景色を見てみたそう。
「そしたらね、色がないの」と小林さん。「真っ黒なんです全部」と、手術した右目だけで見た景色は白黒だったと言います。特に、信号機やテールランプの赤は真っ黒にしか見えなかったと振り返りました。
そして「こんな恐ろしいことないですよね」と、運転が出来なくなるほどの恐怖を感じたとのこと。景色に色がない症状について医師に聞くと「これは人それぞれなんですよね」と言われたそうです。
小林さんの場合、両目であれば色のある状態で物を見られるのは、左目が機能しているおかげとのこと。医師からは「左目に感謝しましょう」と声をかけられたと言います。
ちなみに、現在は「徐々には治ってきてると思いますけど、でもまだ完璧ではないです」とのこと。
■小林幸子の訴えに視聴者「すごくリアルで分かりやすく勉強になりました」
網膜剝離について、もし発見と手術が遅れていたら失明の可能性もあったという小林さん。「年齢とか関係ないそうです。ですから、まず、何かがあったらすぐに調べる、病院に行くということ。『後でいい、後でいい』って言ってたら本当に手遅れになるっていうことを私身をもって経験しました。それだけ皆さんにお伝えしたいな」と呼びかけました。
動画では他にも、手術の様子やその後の痛みとの戦いについても詳細に語った小林さん。
今回の動画に対し、ネット上では「こういう体験談や症状の説明は本当に未発症の後輩達にとって、とても重要な内容です。有り難う御座います」「お話しが、すごくリアルで分かりやすく勉強になりました」「詳しい説明ありがとうございました。無事で本当に良かったです!お大事になさって下さい」との声が上がっています。
小林さんが詳しく語ってくれたおかげで、網膜剥離の恐ろしさと早期発見・対処の大切さが十分に伝わってきましたね。
【番組情報】
小林幸子はYouTuBBA!!
https://www.youtube.com/watch?v=hSAYvJY7554
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)