スピッツのボーカル・草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)。6月5日の放送では、草野さんがファッションに興味を持ったきっかけを語る場面があり、貴重なトークに注目が集まりました。
■「『ナイク』なのか『ナイキ』なのかもわかんない」草野マサムネ、ファッションの思い出を語る!
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【福岡のバンド(90年代以降)で漫遊記】
今回は90年代以降に福岡県内で結成されたロックバンドのサウンド🎶で
ばりイカした漫遊をお楽しみ下さい🙌🙌福岡は昭和時代からのロック県🎤
ロックは福岡の特産品です🤩⁉️https://t.co/zhkilBOSFf— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) June 5, 2022
番組中盤では、リスナーから「草野さんがファッションに興味を持ったきっかけはいつ頃ですか?」とのお便りが届きます。
草野さんは、ファッションの話題とは少しずれるかもしれないと前置きしつつ「初めて自分からそういう何か身につける物『欲しい』って思ったのが…」と学童期の思い出を語り始めます。
草野さんは「小学校6年生の頃に『チャンプ』っていうボクシング映画があったんすよ」と、1979年に日本で公開された映画について懐かしそうに振り返ります。
「主人公のボクサーがトレーニングの時に履いてた、NIKEのスニーカーっていうのが『かっこいいなぁ』って思って」と、当時はまだ日本で主流ではなかったNIKEにときめいたそう。
福岡出身の草野さんは「天神の繁華街のスポーツ店を何軒も探して回ったんですけど…(NIKEのスニーカー)見つかんなかったね」と、爽やかに語ります。
さらに「(NIKEが)『ミケ』なのか『ナイク』なのか『ナイキ』なのかもわかんない頃だったんで」と、どこか懐かしい様子で明かします。
その後、草野さんが中学生の頃に、田原俊彦さん、野村義男さん、近藤真彦さんによるアイドルグループ・たのきんトリオがNIKEの靴を履いていたことで、日本にNIKEブームが到来したとのこと。
草野さんは「それでようやく(NIKEの靴が)買えて履いてましたね」と、嬉しそうに語りました。
■福岡時代の草野マサムネ、洋服選びは「今もありますけども『西海岸』って古着屋があって…」
また、草野さんが洋服に興味を持ち始めたのは、高校生になってからだそう。「友達の家で『POPEYE』って雑誌を見てたら、すごいかっこいい服がいっぱい載ってて」と声を弾ませます。
「『あ、これ欲しいな』と思って値段見たら…『たっか!』みたいな」「『何これ?!原チャリ買えるじゃん』みたいな値段で」と驚いた様子を楽しそうに振り返りました。
さらに「洋服買う時はね、福岡に今もありますけども『西海岸』って古着屋があって…そこで買ってたね」とコメント。
草野さんは「今はね、もうファッション性よりも着心地重視で、ゆる〜いちょっと楽な服を着てますけども」と、最近の服選びのコツを披露します。
続けて「なるべく"おじいさん"みたいにならないように…」「できるだけ色のあるやつを選んで着てますけどもね」と優しい声色で語った草野さんでした。
■草野マサムネの福岡時代トークが"胸アツ"!
他にも、90年代以降に福岡県内で結成されたロックバンドを紹介するなど、草野さんの解説や懐かしの思い出を披露し、盛り上がりました。
ネット上では「マサムネさんの福岡時代のお話聞けるだけで、胸アツなのです」「マサムネさんの西海岸で声出して笑った」「マサムネさん、小さな子供の頃の思い出をよく覚えてらっしゃるんだな〜」「福岡の思い出きけて嬉しい」「子どもの頃の話嬉しいなー」などの声が上がりました。
草野さんの少年時代の思い出を堪能できた貴重な放送でしたね。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:葉加瀬ミカ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)