毎週月曜日の深夜に放送されているテレビ番組「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(テレビ朝日系)。5月23日の放送では、昭和から続く芸人ラジオの系譜にフォーカスし、なぜ面白いのかを解説。現在の"ラジオスター"でもあるオードリーの2人の証言が話題となっています。
(画像:時事)
■長尺のフリートークを続けているのは"ダマされた"から?オードリーが対処法を明かす
#アンタウォッチマン
23日月曜よる11時45分‼️
芸人ラジオの魅力を深掘りSP😍今回は 芸人ラジオ新時代#オードリー #ハライチ #三四郎
人気のラジオスターたちの証言をもとに
ファンクラブ、イベントなど
"聴く以外"の発信も深掘り✨
スタジオには #伊集院光 招き熱さ前回トークも㊙️‼️
必見です😍 pic.twitter.com/dGbEfzLY9Q— 【公式】証言者バラエティ アンタウォッチマン! (@neta_sand) May 19, 2022
今年で13年目を迎える「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送ほか)は、ラジオ聴取率で35回連続1位を獲得するほどの人気番組。
オードリーの若林正恭さんは「こだわりというのは特にないですけど(番組が始まった)2009年の時から、それぞれトークゾーンが設けられてて、なんかそういうものだと思ってたんですよ」と切り出します。
「それぞれが1つづつ、週1本づつトークを持ってくるってことで行こうって。最初の新人はみんなそうするんだと思ってたんですけど」と続ける若林さん。現在も変わらず長尺のトークコーナーを設けていることについては「ダマされた」と感じているそうです。
春日俊彰さんも芸人ラジオのファンだったそうですが、番組が始まった後には「あれ、こんなんだったっけな?」という違和感を持っていたと話しました。
毎週毎週1人喋りを続けていると、時にはネタがないこともあるようです。そんな時、若林さんは「大御所の人に会って緊張したっていうフリをした話をしています」「情報解禁しないでくださいって頼まれている番組のロケの話をしちゃうとか」と、対処法を告白。
一方の春日さんは、放送の3時間前に入ってフリートークを考えているのだそう。マネージャーも協力的で「ラジオ用に変なロケを入れたりしてます」とのこと。「1を100にする努力」で毎週乗り切っているようです。
■ラジオ界では異例の全国ツアー「埋まるわけない」と思っていた武道館公演は"リトルトゥース"のおかげで大盛況に!
オードリーは、2019年にラジオ番組としては異例となる全国ツアーを開催。千秋楽の日本武道館での公演を含む4つの会場で大盛り上がりを見せました。
若林さんは「あれは(番組開始から)10周年で『全国ツアーやろう』って話をスタッフさんが言ってたんじゃないかな。札幌、名古屋、大阪、福岡みたいな全国ツアーだと思ったら、青森から始まったんですよ。ラジオのイベントって何するんだ?って、分かってないところから青森から始まって」と、開催の背景に言及。当時は「言われるがまま」だったと言います。
初日の青森公演はチケットが売れ残る事態となっていましたが「(リスナーは)『私が行かなきゃ』みたいな方に思ってくれて。すごい色んな遠方から来て、東京からも来てくださって。2000人なんとか埋まったんですよ」と、"リトルトゥース"(リスナーの愛称)の熱量を実感したそう。
「その時は武道館なんか1万2000人くらいが埋まるわけない」と、若林さんは思っていたのだとか。
それでも「(全国を)回ってたら、一宮、北九州は(チケット)即完で。武道館もね、満員で。席も後ろも増やしたもんね」と、当初は開放しない予定だったエリアのチケット販売も実施したことを告白。
「リスナーが本当に来てくれて。助けてもらいましたよ。あれでスカスカだったらやっぱり。ネタにはなったでしょうけど。リアルなお金の問題があるから。良かったです本当に」と、最終的には大盛況で終わったツアーを振り返りました。
■オードリーにとってラジオとは…?若林の回答にリトルトゥースから反響の声続々
最後に、オードリーの2人は「ラジオとは?」という質問を投げかけられます。
若林さんは「2人とも大人数のテレビ番組苦手なんですよ、ひな壇の。全然前に出ないし、横の繋がりとか縦の繋がりとか、友達が少ない2人なんで。なんかもう。なんだろう(ラジオは)命綱っていうか。ラジオ無かったらテレビも出れてないと思うんですよね、特に俺は。だから本当に、無かったらどうなってたのかなって感じですよね」と、率直な心境を激白しました。
春日さんは「軸ですかね」と話しつつも「サウナの後の生ビールみたいなね」と"らしい"言葉で表現。若林さんは納得いっていない表情を見せながら「もうラジオ辞めたら?」と笑いながらツッコみました。
ネット上では「若様、ラジオは『命綱』1番響いた言葉だった」、「オードリーのオールナイトニッポンは我々にとっても命綱ですし、それ中心で生活が成り立っています」、「カスちゃん俺たちの方こそラジオが軸だよ」といった、"リトルトゥース"からの感想が続出。
オードリーの2人がまるでラジオようなトーンで話を進めているのが面白かったですね。
【番組情報】
証言者バラエティ アンタウォッチマン!
https://tver.jp/lp/episodes/epb0accj1z
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)