4月24日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)では、29日公開予定の映画「劇場版ラジエーションハウス」に出演している広瀬アリスさん、山口紗弥加さん、和久井映見さんが出演。広瀬さんが女優を辞めようと思ったことがあると明かし話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■広瀬アリス、女優を辞めようと思った過去を明かす
今回の番組で、広瀬アリスさんは「私は病み過ぎて地面しか見てなかった時期があって、そんな時期に姉さんとご一緒してもう10年」と告白する場面が。
山口紗弥加さんは、その時のことを覚えていたようで「19歳ぐらいだったと思いますアリスが」と語ります。
広瀬さんは「全てをシャットダウンしてもう誰の言うことも聞かないみたいな時期が…本当にずーっとイヤホンして。漫画をずっと読んでて、人の足元しか見てないみたいな時期が16~17ぐらいからたぶん7年8年ぐらい、本当に説教されても何されても響かないみたいな感じの時期があったんですけど」とコメント。
■広瀬アリス「いい終わり方をしよう」引退も覚悟の"犠牲"に女優人生かけた!?
そんな広瀬さんの人生の転機になった作品が 2017年度下半期のNHK連続テレビ小説「わろてんか」でした。
広瀬さんは「朝ドラに出させていただいた時、女芸人さんの役で色んな芸の稽古があったんですよ。その時に私ふと思ったんです。今までそんな仕事なんて別に興味もないし、どうでもいいやみたいな感覚で仕事をしてたんですけど、私この朝ドラで頑張ってダメだったら辞めようって、漠然と思ったんですよね」と引退を覚悟して、この作品の撮影に臨んだ事を明かします。
「そん時、大阪だったんですけど『わろてんか』自体が。地方行ったらすぐ太って帰ってくるってずっと言われてたんでそれが悔しくて…」と振り返る広瀬さん。続けて「ジム入会しようとか、二十歳超えてたんですけど1回お酒減らそうとか、食事見直そうとかすごい半年ぐらい一気にそれをぶわーって頑張って」と生活を一から見直すなど努力を重ねたとのこと。
また、広瀬さんが「もちろんお芝居も頑張って、いい終わり方をしようみたいな気持ちだったんですよ。みんながご飯行っても1人だけジム仕事終わって行ったりとかして、だから泣きながら走ってたりとかしてたんです」と話すと、山口さんは「よく頑張ったねぇ」と労いの言葉をかけました。
■広瀬アリス、朝ドラ出演後の変化を明かす
そんな広瀬さんは「あれがあって良かったなと思って、何も犠牲にせずにずっと生きてるのはもちろんそれはすごく楽だし楽しいしいいと思うんですけど何も得られないなと思って。ずっと『あなたが変わらないと何も変わらないからね』って私は言い続けられてたので、やっとそれがたぶん動けたのかなっていうのは」と振り返りました。
続けて、広瀬さんは「そこからお仕事への姿勢も変わったし、もっともっと意欲が増してきて、自分の中である意味壁だったなと思いました朝ドラが…。姿勢とかを全部変えてくれましたね」と朝ドラ出演を機に仕事への向き合い方が変わったと言います。
また、和久井映見さんが「一つ一つ越える過程を自分でやっていったんですね。ちゃんと」と尋ねると、広瀬さんは「そうですね。たぶん自分が動かなかったら、何も変わらないね、私って思ったんですよ。で、自分の人生で…何年生きるか分かんないですけど、その半年ぐらいだったら犠牲にしてもいいやって思っちゃったんですよね」と語りました。
今回の放送について、ネット上では「わろてんかの広瀬アリスちゃん、すごく良かったと記憶してるけど、かなりの覚悟と意識で演じてたんだね」「わろてんかが転機だったのねー。アリスちゃん大好き!」「わろてんかが転機だったアリスさん」などのコメントが上がっています。
「わろてんか」が転機になったという広瀬さん。引退を覚悟していたというのは驚きだったという人が多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
ボクらの時代
https://tver.jp/episodes/ep0qps4o6h
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)