4月20日放送の「紙とさまぁ〜ず」(テレビ東京)では、"紙ゲスト"として細野晴臣さんが登場。細野さんは、作曲を担当した「風の谷のナウシカ」の秘話を明かし、話題を集めました。
(画像:時事)
■細野、名曲『風の谷のナウシカ』の秘話明かす!「短調を長調に変えられてしまいました」
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ゲストは引き続き #細野晴臣 さん✨
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📝⌇「この曲のここを聞いてほしい」
ところは?⋱
名曲・風の谷のナウシカに秘密が...🦌
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— 紙とさまぁ〜ず (@kami_to_summers) April 18, 2022
「紙とさまぁ~ず」は、さまぁ〜ず・三村マサカズさんと大竹一樹さんが中心になって考えたアンケート(紙)をゲストに投げ、その回答をもとに2人がスタジオでトークする番組。
さまぁ〜ずの2人は、「ご自身が作った曲の『この曲のこの部分を聞いてほしい』という所があれば、教えていただけませんか? お手数ですが、解説もあわせて聞かせてください」と細野さんに質問を投げかけます。
すると、細野さんは「ひとつだけあります。安田成美さんが歌った『風の谷のナウシカ』何ですが、歌の冒頭の2小節で、『金色の花びら』の箇所のコードが禁じ手なんです」と回答。
続けて、「例えばAm〜F♯mという和音の進行は普通使いません。こんなコードをつけたのはこの1曲だけです」と解説を加えます。
また、細野さんは「フランスの歌手クレモンティーヌさんがカヴァーしてくれたんですが、この和音進行に馴染めなかったのか、短調を長調に変えられてしまいました。そうすると雰囲気が変わってしまい、逆に違和感を覚えました」と、この楽曲にまつわるエピソードを紹介しました。
■「風の谷のナウシカ」を聴き比べたさまぁ〜ずの反応は?
ここで、安田さんが歌うオリジナルver.と、クレモンティーヌさんのボサノバver.の「風の谷のナウシカ」を聴き比べる事に。
まずは安田さんの歌を聴いた大竹さんが「難しくない?」と率直な感想を伝えると、三村さんも「歌うの難しいと思う」と相槌を打ちます。
続けて、クレモンティーヌさんの歌を聴くと、「素人にはわかんねぇわ何を直したのか」と伝えると、大竹さんも「でも違うのはわかるわ。少し」と答えていました。
■細野がさまぁ〜ずの印象を明かす
最後、「細野さんにって『さまぁ〜ず』とは?」と尋ねると、細野さんは「江戸っ子由来の下世話さと自尊心が織り混ざって、落語の枕が続いて行く。もはやお笑いとか漫才じゃなく、二人噺家見てる。人に媚を売らない。穏やかな負けず嫌い。僕も昭和の東京で育ったので、共感しながら笑ってます」と回答。
これを見た三村さんは、「こういうのをどっかに貼っときたい…ネタ作る部屋とかに貼っときたい。そうしたら俺らもこういう事を忘れずに日々ね」とコメントしていました。
今回の放送にはネット上で、「風の谷のナウシカ(歌の方)作曲したの細野晴臣さんなんだ!さまぁ〜ずの番組見てて初めて知った。しかも作詞は松本隆さんだしすごいや!」「今回も良かった。ナウシカの件とか最高だった」「細野晴臣が「風の谷のナウシカ」の半音あがるのを歌いづらくてフランスで修正された話やってる。でも素人耳じゃなんもわからん」などのコメントが上がっています。
細野さんが作曲した「風の谷のナウシカ」の裏話が興味深かったですね。
【番組情報】
紙とさまぁ〜ず
https://www.tv-tokyo.co.jp/kamisummers/
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)