AKB48・柏木由紀さんの公式YouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」。3月26日に更新された動画ではAKB48選抜総選挙を振り返る中で、自身の人生が大きく変わったと思う瞬間を明かし、話題となりました。
(画像:時事)
■柏木由紀「事の重大さに気づいていなかった」選抜総選挙を振り返る
2009年から2018年まで全10回行われ、メディアにも頻繁に取り上げられるなど開催される度に大きな注目を集めてきたAKB48選抜総選挙。
そのうち、柏木さんは第1回から第8回まで出場し、そのすべてで一桁台の順位を獲得してきました。
第1回について「総選挙やりますっていうのはブログか何かで発表されて。私は知らなくて、『総選挙って何?』みたいな」「総選挙がどんなものかわかってなかったから事の重大さに気づいていなかった」と振り返った柏木さん。
「普通のイベントと何ら変わらない」という感覚だったとしつつ、9位という自身の順位についても「思ってたより上で、ありがたいなぁって感じ。当時は選抜入っているけど後ろの方だったから『嬉しいなぁ』ってぐらいだった」と告白します。
その上で、「それによって何か変わった訳ではなかった」と打ち明けました。
■「本当にとんでもない」柏木由紀、自身の転機について言及!「私の人生を変えた出来事だった」
2011年に開催された第3回の速報段階で前田敦子さん、大島優子さんに次ぐ第3位にランクインした柏木さん。
スタッフからも「速報で3位になって名前が知れ渡ってよかったね」と言われ、柏木さん自身も「速報思い出」と喜んでいたところ、そのまま最終結果でも3位となる驚きの事態が起こります。
この結果について「正直なところ、嬉しいとかよりもやっちゃったなぁ、これはやりすぎだよ」と思ったという柏木さん。
翌朝の情報番組で「急に出てきた奴みたいな感じで、いっぱい取り上げてもらってて。それで本当にとんでもないことが起きた」と実感した事を打ち明けました。
「そこで人生変わった」「AKB48に入ったことも人生大きく変わったけど、あのタイミングで3位になった事がもっと私の人生を変えた出来事だった」と大きな転機になったと語る柏木さん。
「前田さんと優子ちゃんの隣に立つようになって、ちゃんとAKB48として自覚を持てたというか、AKB48に居て良いんだなと思えたのが3位になった時。だからすっごい感謝してる」と想いを口にしました。
しかし、高い順位を得たことによって「マジでそこからが大変」だったと振り返ります。
「3位を維持しなきゃいけない。もしくはできるだけ(順位が)落ちないようにしなきゃいけない。1位と2位を目指すことよりもはるかに下がる方が確率として大きいから、それが結構大変」だったと大きなプレッシャーを感じていた事を告白しました。
■柏木由紀、2年連続"総選挙辞退"の理由を告白
2015年の第7回で「1位を目指すことを初宣言」し、自身最高となる第2位を獲得した柏木さん。「2位になったし、十分やり切った。ファンの方もめちゃくちゃ頑張ってくれたから」という理由で、2016年の第8回は辞退しようと考えていたことを打ち明けます。
しかし、開催場所が兼任するNGT48のお膝元である新潟県だったことから「NGT48にいるのに新潟でやる総選挙に出ないっていうのはできない」と考えて立候補し、5位を獲得。この第8回が柏木さんにとって最後の総選挙となりました。
続く2017年及び2018年の総選挙を辞退した理由について「ファンの方にお金を使ってもらって選挙で上位にしてもらう感覚が合わなかった」からだと語る柏木さん。
その上で「それだったらCD、握手、コンサート、グッズ、遠征代とか他のことにお金を使って楽しんで応援してもらえる方が嬉しい」と、ファンを想う気持ちを口にしました。
■「衝撃的だった」柏木由紀の人生を変えた"神崩し"にファンから反響続々
今回の動画に対し、ネット上には「ゆきりんの神崩しは衝撃的だったなぁ」「総選挙のスピーチで、毎回ファンに対する感謝の気持ちを素直に伝えていたことが印象に残ってます」「自分の順位よりファンの遠征費のことを考えてくれるアイドルって素晴らしいね」など多くのコメントが投稿されていました。
第1回、第2回と上位にランクインする顔触れが変わらなかった事から"神7"という言葉が生まれました。
第3回で3位にランクインし、初の「神崩し」を成し遂げた柏木さん。そんな瞬間を「人生を変えた出来事」だったと振り返る様子が印象的でしたね。
終始、ファンへの感謝と気遣いを忘れない柏木さんの姿を見て、改めて柏木さんを応援してきてよかったという想いを抱いた方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
ゆきりんワールド
https://www.youtube.com/watch?v=-mvqoYokF7E
(文:こじこじ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)