3月21日、お笑い芸人の永野さんのYouTubeチャンネル「永野CHANNEL」では、イングランドのロックミュージシャン、ビリー・アイドルについて語る動画を公開。日本のロックバンド・BOØWYとの関係性を語り注目を集めています。
(画像:時事通信フォト)
■芸人永野、BOØWYを語る!
ビリー・アイドルについて紹介する中で、彼の相棒だったギタリストのスティーヴ・スティーヴンスの話に。
永野さんは「日本の氷室京介さんも組んでるんですよ」と、スティーヴンスがBOØWYのボーカルだった氷室京介さんとも音楽活動をしていたと語ります。
永野さんがビリー・アイドルにハマっていた頃、周りの人は氷室さんを聴いていたそう。永野さんは「(周りの人が持っている)ヒムロックに対する感情を(自分は)ビリーアイドルに投影してたら、まさかのビリーアイドルの相棒がヒムロックとやるっていう、それって凄くない!?」と、不思議なつながりを興奮気味に語ります。
そこで、BOØWYについての思い出を語り始める永野さん。当時、通っていた中学校が「良いとこ」だった永野さんは「BOØWYとかを良いって言ったらダメなんだみたいな。そういう学校じゃないから」「ヤンキーとかのノリの中学校だったらそのままBOØWYとかに行けるんすよ」と思っていたそう。
「(BOØWYは)お兄さんバンドってイメージ」「不良の。そこにガッツリ入れない自分がいる」「なんか俺ヤンキーじゃねぇもんなみたいな」と、なかなかBOØWYに入れ込めなかった中学生時代を振り返ります。
■BOØWY のMVを観た中学時代の永野「U2とか観た感じに近かった。めちゃくちゃキラキラしてた」
ところが、永野さんが中学の修学旅行で大阪に行った時、転機が訪れます。
大阪のとある場所でPanasonicの大型ビジョンを目にし、驚いた永野さん。「田舎の中学生からしたら『えー!』みたいな」と衝撃を受けたそう。
その大型ビジョンで当時流れていたのが、BOØWYの『マリオネット』のMVでした。アニメーション風のそのMVを見たときは「すっごい衝撃で」と振り返る永野さん。
こうした経験を経て「BOØWYに関してはそういうちょっと劣等感があって」「自分の中ではもうちょっと、海外のバンドみたいな」と、BOØWYに対する印象を固めていったそうです。
『マリオネット』のMVを観て「U2とか観た感じに近かった。めちゃくちゃキラキラしてた」「ロンドンみたいな感じがしたんですよ」「BOOWYはなんか、おしゃれを感じたんですね」と、BOØWYのイメージは他の日本のバンドとは一線を画していたと語ります。
その後、永野さんは自身が監督を務めた映画『MANRIKI』において「暴威」(ぼうい)と書かれたTシャツの男を登場させるなど、BOØWYにも影響を受けたそうです。
■BOØWYとビリー・アイドルの関係性に視聴者「語ったのって永野さんが初めて」
他にも、BOØWYのギタリスト・布袋寅泰さんとビリー・アイドルとの関係性についても語った永野さん。
今回の動画に対し、ネット上では「永野さんは音楽語るとほんと生き生きしてますね!」「ちゃんとBOØWYとビリーアイドルやジグジグスパトニックの関係を語ったのって永野さんが初めてかも」「またなんかBOØWY企画お願いします」との声が上がっています。
海外の有名ミュージシャンとBOØWYとの意外な関係性を教えてくれた永野さん。BOØWYファンにとっても嬉しい動画となったのではないでしょうか。
【番組情報】
永野CHANNEL
https://www.youtube.com/watch?v=ZvYv1WW_f4s
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)