3月7日、陣内智則さんのYouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』では、6日に行われた『R-1グランプリ2022』を振り返る動画を公開。審査員を務めた陣内さんがネットでプチ炎上したことについての心境を明かし、話題になっています。
(画像:時事通信フォト)
■R-1審査員の陣内、批判炎上に心境明かす!「案の定ね、批判されてんですよね」
動画冒頭、陣内さんは「まずは、お見送り芸人しんいち、優勝おめでとうございます!」と拍手でお祝いの言葉を贈りました。
3月6日に行なわれた『R-1グランプリ2022』で審査員を務めた陣内さんは「ただ昨日ね、ちょっと終わってから寝れなかったんですよね」と真剣な表情で明かします。
R-1では、フリップ芸、一人コント、歌ネタ、ギャグ、モノマネなど、あらゆるジャンルの芸人の審査が必要だという陣内さん。「この判断が僕の中で、昨日ずーっとね、ほんと寝れずに『難しかったな』っていうのがあって…」と審査終了後も悩んでいたとのこと。
「案の定ね、批判されてんですよね」と、陣内さんの審査員としてのコメントや点数などに対しプチ炎上していると自虐し、笑いを誘いました。
■陣内、批判についての心境「真摯に受け止めて」
ネットでの批判的な意見に対して、陣内さんは「いやこれ『そうやろな』と思いました」「俺がそんだけ悩んで寝られへんかったからね」と親しいスタッフにも相談していたと語ります。
普段はあまりネットの意見は気にするタイプじゃないと明かしつつ「言ってる方、これは『何でやねん!』って思ってないです」「真摯に受け止めて」と誠実な姿勢を示す陣内さん。
「批判を受けることは、まぁ僕が帰って寝れなかったっていうのが多分答えやと思うんで」と心境を語りました。
■陣内の審査委員コメント「もうひと展開…」その真意とは?
ネット上では陣内さんが審査の際、具体的な内容ではなく「もうひと展開…」というコメントばかりしていたという指摘が多く上がっていたとのこと。
陣内さんは「まず(大会が)盛り上がって欲しいっていう気持ちが…もうまず一つありまして…」と、同じピン芸人であり賞レースにも出た経験があると語り始めます。
「僕が求めてしまうのは『もっと来てくれ!もっと来てくれ!』っていうのがあり過ぎて」と畳み掛けやツカミを欲していたと熱い思いを力説。
続けて「『R-1』というものをもっとお客さん笑って欲しいからっていう思いが強過ぎての…」「『もうひと展開』しかないのよね」と明るく語ります。
「何やろね?自分のネタの中で、こういうツカミがあって、こういうボケがあったら、ちょっと崩して違う目線で行きたいとか…」と自身のネタ作りとも比較して審査していたそう。
さらに、全員が面白いのはわかっていると明かし「『もうちょっと欲しい!』っていう求めた結果、ああいうコメントになっちゃったのよね」とテンション高く振り返る陣内さん。
「これは受け止めます。僕の語彙力のなさというか」と、真っ直ぐな瞳で語りました。
ネット上では「基準点難しいだろうなと思いながら観てます。今年も審査員お疲れさまでした!」「批判されるような言葉はありませんでしたよ!」「陣内さんの言葉は私には十分伝わりました!」「陣内さんの評価も面白かったですよ」など、陣内さんを労う声が目立ちました。
■視聴者から労い&応援の声続出!
他にも、ネット上で寄せられたさまざまな批判についての思いや見解を明かした陣内さん。
動画の視聴者からは「点数だけではわからないところが聞けてまたR-1見るのが楽しみになりました」「正直に批判に対して動画で喋ってくれる陣内さん、心から応援するよ〜」「陣内さんはちゃんと受け止めて自分自身の気持ちをちゃんと言ってるの素敵」など、大きな反響がありました。
審査員という大役を果たした後も、R-1グランプリの視聴者の声を真摯に受け止め、今回の動画を更新した陣内さん。
陣内さんの人柄の素晴らしさが伝わる動画でしたね。
【番組情報】
陣内智則のネタジン
https://www.youtube.com/watch?v=hPs491Ab88I
(文:葉加瀬ミカ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)