2月24日放送の「SONGS」(NHK総合)では、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主題歌『アルデバラン』を歌うAIさんがゲストとして出演。『アルデバラン』の作詞作曲を担当した森山直太朗さんが誕生秘話を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
■AI、森山直太朗に楽曲制作を依頼した理由とは?
【#カムカム ファンも必見】
明日22:30~ #SONGS に#AI が登場!#カムカムエヴリバディ 主題歌
「#アルデバラン」
◆作詞作曲を手がけた #森山直太朗 が
誕生秘話トーク&初コラボ歌唱
◆#川栄李奈 #世良公則 が魅力を語る世界を舞台に活躍する振付師 #RIEHATA との共演もhttps://t.co/AffoJOHCld pic.twitter.com/irwqVjds41
— NHK SONGS (@nhk_songs) February 23, 2022
『アルデバラン』について、最初は自分自身で楽曲を制作していたものの行き詰まってしまったことから、楽曲制作を依頼する事になったというAIさん。
一方で、直太朗さんはその依頼が来る前にAIさんをイメージした楽曲を書いていた事を明かします。
本人に話を聞くと、直太朗さんは「僕、ちょっとそういう癖がありまして、自分が素敵だなって思う女性シンガーの方とかの声を、自分の中で思い浮かべながら勝手に曲を作るっていう趣味なんですけど」とコメント。
続けて、直太朗さんは「忘れもしない去年の1月1日にミジンコを研究されてる学者さんが、この話したっけAIちゃんに?」と尋ねると、AIさんは「いや分かんない」と返答。
直太朗さんは「それは地球環境が悪くなっていって生態系が崩れていって、ミジンコにまで影響が及んでるんだよみたいな。そういう映像を見たあとに何とも言えない気持ちになったんですよね。何かこう途方もない話だし何となくやるせないなっていう気持ちになって」と当時の記憶を回顧。
このタイミングで、直太朗さんはアコースティックギターで弾き語りをしながら「君と僕は仲良くなれるかなこの世界が終わるその前にって」と口ずさみ『アルデバラン』の歌詞にも採用されているこのフレーズが自然と出てきた事を明かしました。
■AIも困惑!?森山直太朗『アルデバラン』の歌詞は「ミジンコ」だった…
さらに、直太朗さんは「笑って笑ってのところってミジンコ〜ミジンコ〜」と最初の歌詞は「ミジンコ」だった事を伝えると、AIさんは「その話聞いてないです」と苦笑いします。
また、直太朗さんが「この曲すごいドラマをイメージしてとか本当言われるんですけど、最初タイトル『アルデバラン』でも何でもなく『ミジンコ』だったんです」と驚きの事実を告白。
AIさんは「嘘でしょ?ちょっと待って。もう夢がちょっと崩れるマジで」と困惑した表情を浮かべます。
それでも、直太朗さんは「どうやら作っていくうちに少しゴスペル調なフレーズがあったり、R&Bっぽいな。あれ?これ僕が作ってるけど、僕、何かによって作らされてるなって感覚になったんです。AIちゃんだ…絶対AIだと思って」とコメント。
続けて、直太朗さんは「実演家としては喉から手が出るほど歌いたい歌だったけど、AIちゃんが歌うっていうことをイメージして改めて作り直していった時に…。朝ドラの歌テーマソングの背景とか何も知らずに歌って下さいって言って提供したのが『アルデバラン』だったんですよ」と楽曲が誕生した経緯を明かしました。
■『アルデバラン』誕生秘話に反響
今回の放送について、ネット上では「AIの『アルデバラン』、最初『ミジンコ』って題名だったのおもしろすぎるぞ直太朗!笑」「森山直太朗がアルデバランは最初は『ミジンコ』だったと告げた時のAIちゃんの衝撃の受け方w」「アルデバラン最初はミジンコってタイトルだったんだ、AIちゃんも森山直太朗さんも歌声ステキだったぁ」などのコメントが上がっています。
『アルデバラン』のタイトルが初めは「ミジンコ」だったという話を聞いて、心底驚いていたAIさん。同じくテレビの前で衝撃を受けた人も多かったようです。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)