又吉直樹が"忘れられない女性"の存在を告白!妄想デートに後輩芸人からツッコミ「見てらんない」

投稿日:2022/02/19 14:50 更新日:

2月18日、お笑いコンビ・又吉直樹さんのYouTubeチャンネル「ピース又吉直樹【渦】チャンネル」では、400字の文章"インスタントフィクション"について解説する動画を公開。又吉さんの妄想が爆発し、話題を呼んでいます。

又吉直樹

(画像:時事)

■又吉がインスタントフィクションを解説!

又吉さん扮する髑髏万博先生が文章を解釈していくインスタントフィクション。

お笑いコンビ・サルゴリラの児玉智洋さんを生徒役に解説していきます。

インスタントフィクションとは、400字以内で自由な形式で書かれた文章のこと。

今回解釈するインスタントフィクションは、『一人』というタイトルの文章。ガジュ丸さんという学生が書いた作品とのこと。

タイトルは『一人』でありながら、「二人旅」「あの子」「彼女」といった単語が出てきます。

又吉さんは、文章の語り手が一人で別れた彼女を回想していると解釈。

そして、「この『一人』って、すごく一人だねっていう」「ストレートだけど、ちゃんとその一人っていうタイトルに見合った内容やからいいんじゃないかな」と、シンプルなタイトルとそれに見合った内容を褒めます。

児玉さんが「シンプルなタイトル付けるのって結構勇気いるんですか?」と質問すると、「いりますね」と又吉さん。

そして、島崎藤村の小説『破戒』を例に挙げ、「最初にもう、割とその小説の中でのクライマックスの重要な部分のことを言ってしまっている」「ずっとそれがフリになって効き続けている」とタイトルの影響力を語ります。

また、太宰治の小説『人間失格』についても、「人間を失格してるってどういう状況なの? っていう。めちゃくちゃ強いタイトルがあって、じゃあその人の人生を見て行こうって文章になってるから、ずっと『人間失格って何?』っていうのに対しての場面の構成になってるから」と、シンプルなタイトルが持つ力について解説しました。

■又吉が"忘れられない女性"の存在を告白!妄想デートに後輩芸人からツッコミ「見てらんない」

ここで、児玉さんが「忘れられない女性とか、そういった方っていうのはいらっしゃるんですか?」と質問。

又吉さんは「いますね」と即答します。

そして、「たまに、一人ですけど(隣に女性が)いる事にしてデートしたりご飯食べたりしてますけどね」と妄想デートをしていることを明かします。

児玉さんが「怖っ!」「どんな感じで?」と恐る恐る聞くと、又吉さんは妄想デートの再現を開始。

「どこ行く? 何食べたい? 中華? 俺、昨日中華やったわ。結局蕎麦か、じゃあ。蕎麦行こか。酒も飲めて、ちょとつまめて、最後蕎麦でみたいなんで言ったら、ん-何軒かあるけどまぁ歩きながら考える?」と、隣に誰もいないのに妄想上の女性に語りかける又吉さん。

これには児玉さんもスタッフも爆笑。

児玉さんに「やめてください先生、もういいです! 見てらんない」とツッコまれてしまう又吉さんでした。

■又吉の妄想解釈に視聴者「膝を打ちました」

妄想を交えながら、インスタントフィクションの内容のすごさを分かりやすく解説してくれた又吉さん。

今回の動画に対し、ネット上では「先生の考察についてはいつも感服至極です」「言われてみるとなるほど!と膝を打ちました」「わからない文章が解説でここまで面白くなるなんてスゴイ!」との声が上がっています。

又吉さんの文章の読み解き方はとても勉強になりますね。

次回のインスタントフィクションが早くも楽しみな視聴者も多いのではないでしょうか。

【番組情報】
ピース又吉直樹【渦】チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=5DpU0c8hy7A

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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