2月10日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)では、世界的ギタリストの布袋寅泰さんがゲストとして登場。譜面が読めない事を明かし、話題を集めました。
(画像:時事)
■布袋がロンドン移住を決めた理由とは?
布袋寅泰、10年前に“夢の地”ロンドンへ移住。小さなライブハウスで演奏するも… #テレ朝POSThttps://t.co/jwvfmoxVjA
— テレ朝POST (@post_tvasahi) February 9, 2022
布袋さんは10年前、50歳の時に一念発起し、妻の今井美樹さんと愛娘と共にロンドンに移住。
その事について、黒柳徹子さんが「イギリスに住むっていうのは昔からの夢だったんですって?」と尋ねます。
すると、布袋さんは「10代の頃、ギターをロック…洋楽ですね、イギリスやアメリカの音楽を聴き始めてから、当時はインターネットもなかったですから、なんか音楽を聴くと世界中を旅するような夢見心地にさせてくれるのがロックミュージックでして。いつかこのギターと共に世界を旅するっていうのが僕の夢だったんですよね」とコメント。
また、黒柳さんが「だからプロポーズなさる時に奥様の美樹さんにもイギリスに移住するっていう事は…夢はお伝えになってたんですって?」と伝えると、布袋さんは「よくご存じですね」と返答し、笑顔を見せます。
布袋さんによると、以前から海外を移住の話は伝えてたとのこと。
それでも、50歳という区切りの年に、布袋さんは「何かにチャレンジするんだったら、まだ遅くないなと思ったし、当たり前の毎日が当たり前に来るものじゃない。一度きりの人生だし、よしここで」と海外移住を決断。
布袋さんによると、「みんなちょっと渋々…。娘は『パパの夢のためだったら、パパだけ行けばいいじゃない』とかって言われましたけど、みんなついてきてくれて」と、渋々ながら家族も承諾してくれた事を明かします。
■布袋「譜面も読めないです」意外な事実告白に黒柳も驚愕!?
イギリスでの生活について、黒柳さんが「イギリスではゼロからのスタートっていう事になるんで、電車にお乗りになったりバスにお乗りになったりして、オーディション会場にいらしたりしたんですってね」と話を振ります。
すると、布袋さんは「そうなんです。 やっぱり全然仕組みが違いますし、やっぱりこちらではね、ファンの皆さんと共にキャリア積んで自分のキャリアがあるけど、向こうでは全く無名ですから。もうそれこそ自分で名刺作って、自分でギター担いで、バスに乗って地下鉄に乗ってオーディションに行って、行っても行っても駄目だったり」と、当時の記憶を回顧。
続けて、「でもそういう…忘れていたものを思い出したし、ちょっと悔しい思いにワクワクする自分もいたりして。まあでもこの10年は無駄にならなかったと思います」とコメント。
また、黒柳さんが「あなたのギターでもやっぱり落ちる時があるんですかね?」と問いかけると、布袋さんは「僕はね、あの…お世辞でも上手なギタリストではないんですね。 譜面も読めないですし」と意外な事実を明かすと、黒柳さんは「えっ、本当に!?」と驚きの表情を浮かべます。
さらに布袋さんは、「だから本当に感覚的にしか弾けないから。でもその感覚がバッチリ合ったら、すごく僕は自分を表現できるけど、なんでもかんでもできるタイプじゃないし」と冷静に自身を分析しました。
今回の放送にはネット上で、「興味深い話ばっかりで面白い」「黒柳さんにすごい優しい語り口の布袋さんとても素敵〜」「布袋さんでもイギリスで何度もオーディション落ちたって衝撃、譜面も読めないって言ってるけど、ギターリストってみんなどうなの?読める人が多いの?」などのコメントが上がっています。
布袋さんが家族でロンドン移住を決めた理由、そして、オーディションでは苦労した話などが興味深かったですね。
【番組情報】
徹子の部屋
https://tver.jp/corner/f0096822
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)