2月6日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんが米津玄師さんの「アイネクライネ」の制作秘話を明かし話題を集めました。
■蔦谷好位置、米津玄師『アイネクライネ』制作秘話を明かす!
今夜の #関ジャム は...
蔦谷発案企画の第2弾‼️
【ミュージシャンの裏トーク✨】★今回は #蔦谷好位置 をはじめ #AI #常田真太郎 #AAAMYYY が登場‼️
★「この人売れるなと思ったアーティスト」や「ミュージシャンの友達」など、貴重トークが満載✨
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— 関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日) (@kanjam_tvasahi) February 6, 2022
今回の番組の中で「あ、この人売れるなと思ったアーティスト」についてトークテーマを振られた蔦谷好位置さんは「若い時に会ったっていう意味では、ぶっちぎりで米津玄師ですね。彼が21~22ぐらいの時に『アイネクライネ』って曲 一緒にレコーディングしたんですけど」とコメント。
活動開始当初から一貫してセルフプロデュースで楽曲制作を行ってきた米津さんが、2014年に初めて外部プロデューサーとして蔦谷さんを招き制作したのが「アイネクライネ」でした。
この楽曲について蔦谷さんは「彼と会う前にボカロ時代の曲とか、デビューしてから自分で作った曲とか聴いたら、もう全部出来上がってて。世界観も素晴らしいし、音楽としてもめちゃくちゃ格好いいから『もう人とやる必要ないじゃん』って、僕が初めての打ち合わせで言ったんですよ」と自分は必要ないと米津さんに伝えた事を明かします。
それでも、米津さんは「僕は子供の頃から『少年ジャンプ』が好きで勇気とか勝利みたいな分かりやすいものが好きなんだけど、自分で作ってるとどうしても難しい…。小難しいものになっていって、ちょっと高尚な方に向かってしまうから、そうじゃないものを作りたくて」と言っていたそうです。
さらに、米津さんは「J-POPの華やかな世界で実績を残してる人と一緒にやりたかったんです」と伝え、蔦谷さんとタッグを組み「アイネクライネ」を制作したとのこと。
■蔦谷好位置が驚いた米津玄師の言葉とは?
米津さんの言葉を聞いた蔦谷さんは「こんだけ全部できる人がこんな客観視して、俯瞰で、じゃあ 自分に『ジャンプ』を作るために足りないものは なんだ?っていう時に、人とやる事だ。 じゃあ この人と一緒にやりたいっていうのをセルフプロデュースが21~22でできてるっていうのがすごいなと思いました」と大人びた米津さんの考えた方に驚いたと言います。
米津さんの音楽を聴いた蔦谷さんは、当初「ジャンプ」ではなく「モーニング」と思ったそうで、本人にもその事を伝えたとのこと。
この話を聞いた関ジャニ∞・大倉忠義さんが「僕の音楽を大衆的にしてくれっていうような事だったんですか?」と問いかけると、蔦谷さんは「多分 そう…。大衆性の部分を引き出してくれっていう事だったんでしょうね」と解説を加えました。
■『アイネクライネ』制作秘話に反響
今回の放送について、ネット上では「冒頭で米津玄師 さんの蔦谷さんのアイネクライネの外部プロデュースの話。20才そこそこでセルフプロデュースする能力。褒めてくれて嬉しい」「蔦谷さんってアイネクライネのプロデューサーだったんだ!あの曲好きだからなんか嬉しい#関ジャム」「アイネクライネ好き〜。蔦谷さんたずさわってたのね」などのコメントが上がっています。
米津さんが自分に足りないものを補うために実績のある蔦谷さんの力を借りつつ「アイネクライネ」を制作したという話に、視聴者も興味津々だったようです。
【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/corner/f0096796
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)