お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんと春日俊彰さんがMCを務める『あちこちオードリー』(テレビ東京系)。1月5日の放送では、お笑いコンビ・キングコングが現在の活動に至るまでを振り返って語る場面がありました。
(画像:時事通信フォト)
■西野、若手の頃「歯が立たない」と思ったお笑いコンビを明かす
この後23時06分放送!
ゲストは1年ぶりの登場キングコング!
あまりコンビでテレビ出演することがない二人が、最新のコンビでの活動状況を激白!お楽しみに!https://t.co/MC3ijSmboZ#あちこちオードリー@maaya_taso @nobrock pic.twitter.com/EhyuCyYhK9— あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 (@AchikochiAudrey) January 5, 2022
今回は、キングコング・西野亮廣さんと梶原雄太さんがゲストとして登場しました。
自身が監督した絵本『えんとつ町のプペル』が2020年に映画化され、今度はミュージカル化、歌舞伎化と、エンターテイナーとして大活躍している西野さん。
若い頃から世界進出を見据えていたようで、30歳の時には世界中のエンターテインメントを観て勉強したと言います。
その時、『シルク・ドゥ・ソレイユ』のショーには日本人プレイヤーがいることや、海外のアニメーションスタジオには日本人のスタッフがいることに気付いたことで、「日本人が負けている訳ではなく、ビジネスモデルが負けてるってだけ」と感じたのだとか。
この話に若林さんは、「ラスベガスの『シルク・ドゥ・ソレイユ』観て、日本が負けてないなじゃなくて、西野も勝てるなって思ったことですよね?」と若干イジりながら確認します。
すると、西野さんは「西野も勝てます」と断言。
「NSCの時に劇場出させていただいて、舞台袖からブラマヨさんとかフットさんとか観た時の、歯が立たない感じってあったんですよ」「全く手が届かないなっていう距離感と、僕と今の『シルク・ドゥ・ソレイユ』もっと短いです」「今の僕と『シルク・ドゥ・ソレイユ』はあの当時の僕とブラマヨさんよりも近いんです」とコメント。
『シルク・ドゥ・ソレイユ』に対し、ブラックマヨネーズやフットボールアワーとの距離感という意外なところを比較対象とした西野さんに、スタジオからは笑いが起こりました。
■梶原、YouTube活動を批判したあの芸人に「一言謝ってほしい」
現在は順風満帆に見える西野さんですが、常に一歩先を行くことから、理解されず苦労したこともあったそう。
今から10年程前、クラウドファンディングを始めた頃は、まだ世間にクラウドファンディングがあまり認知されてなかったことから、大炎上になったと言います。
しかし現在、クラウドファンディング市場は拡大。世間にも仕組みが理解され、普及されるようになりました。
そこで批判されていたことに対し、思うところはあるのかどうかを問われた西野さんは、「やっと伝わった」という気持ちがあるものの、「1回謝ってと思った時がある」と冗談交じりに告白します。
これに梶原さんも、「僕がやったYouTubeもそうでした」と切り出し、2018年にいち早くYouTubeチャンネル開設したことで「プライド捨てたんか」「(テレビ界から)降りちゃったね」など、世間は疎か同業者からも叩かれていたことを振り返ります。
そして、「あんまり名前言えないですけど、NONSTYLE・井上(裕介さん)とか、散々『アメトーーク』でボロカス俺に言うて来たくせに、『NONSTYLE井上365』とかいって思いっきり始めましたから」と不満を漏らすと、「一言謝ってほしい!嫌いじゃないから」と画面越しに訴えかけて笑いを誘いました。
■今回の放送について視聴者からは「最高」の声
西野さんが仕事について熱く語る中、オードリーが「プペッてる」などとイジり茶化すことで盛り上がった今回の放送。
ネット上では、「今日もスターの世界のNISINOさんが最高だったし面白かったからまたゲストでキングコングさん来て欲しいな(笑)」「今日のあちこちオードリーは神がかってた」「キングコングは未来人なんかってぐらいクラウドファンディングとかオンラインサロンとかYouTubeとか同業者に批判されてもちゃんと成功させて今では全然珍しい事じゃなくなってる。スゴすぎる」といった声があがっていました。
エンターテインメント界で、先駆者となり、さまざまなことに挑戦し続けているキングコング。
そんな2人を尊敬しつつも、ちょくちょくイジるオードリーが面白かったですね。
【番組情報】
あちこちオードリー
https://tver.jp/corner/f0094520
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)