12月15日、GENERATIONS from EXILE TRIBEの公式YouTubeチャンネルでは、ライブ本番までの白濱亜嵐さんに密着する動画のダイジェスト版が公開され、白濱さんの"奇才ぶり"が話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
■「ステージ上でお米を研ごう」白濱の密着動画が話題沸騰中!その"奇才ぶり"が最高すぎる
9月、GENERATIONSのアルバム発売を記念して、全国スペシャルイベント『GENERATIONS LIVE POST』が行なわれました。
本番までの2ヶ月間、白濱さんがライブ演出に関して試行錯誤するメイキング映像が、このたび動画サイトにて公開。
そしてGENERATIONSの公式YouTubeチャンネルでは、このメイキング映像に独自の編集を加えたダイジェスト版が公開されたのです。
動画冒頭で、白濱さんはこのスペシャルイベントについて「ライブやツアーとなると結構やりづらいことでも、(今回は)あえて挑戦しやすい場になってる。第二部では、それぞれ(のメンバー)が持ち時間3分で、自分の得意なことや普段やってることを表現することになっています」と語っていました。
白濱さんは、自身が兼任するPKCZ(R)の楽曲である『煩悩解放運動』の特別バージョンを佐野玲於さんと共同で披露することになっていたのだそうです。
ここで画面が黒バックになり、『問題発生』のテロップが入ります。
何事かと思えば、「今回はホール(でのイベント開催)ということで、DJブースの予算が組めなくて…今回の新潟公演では、炊飯ブースをやります」と白濱さん。
ここでまた黒バックに『炊飯ブース?』というテロップが入ると、白濱さんは「新潟って、お米が有名じゃないですか。DJブースがないなら、ステージ上でお米を研ごうと思いました」と、終始真顔で語っていました。
■DJのスクラッチとサンプリングの動作を炊飯器で表現
ここから、動画は『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)を模した形に。番組のテーマ曲が流れると、「会場からは決して見えない 自らの煩悩を解放し続けた男の物語」という編集でまとめられていました。
そして冒頭で触れた「炊飯ブース」を思い付いた経緯について、「DJって、手元でツマミをいじるじゃないですか。やっぱり、DJブースはないけど、そういう部分(動作)は見せなきゃいけないと思ったんで、それっぽく見えるような…ターンテーブルを回すかのごとくお米を研ごうと思った」と白濱さん。
さらに、「米を研ぐ動作は、DJのスクラッチっぽいじゃないですか。これはたぶん、いけると思うんです。ただ、僕はいつもサンプリングを叩いて演奏もしてるんですけど、それを炊飯器の炊飯ボタン・電源ボタン・メニューボタンでうまく調整しなきゃなってところで悩んでます」とコメント。
これに対し取材班から、「でも、お客さんからは見えないですよね?」と問われると、白濱さんは「見えないです。自己満です。『煩悩解放運動』って曲なんで、やっぱり自分の煩悩を解放する。食欲を解放してるということで」と、依然としてマイペースに語っていました。
■「100%できることをやっても意味がない。攻めていかないと」白濱亜嵐の持論とは
動画の中盤では、白濱さんが実際の曲中で、まさにターンテーブルを回すかのごとく米を研ぐ様子もおさめられていました。
パフォーマンス中に炊飯器の炊飯スイッチを押し、炊きあがった白米は、本番終了後に白濱さんが持参したごま塩をかけて食すという徹底ぶりでした。
白濱さんは、今回の演出について「カッコよくやろうと思えば、いくらでもできるんです。PKCZ®の真っ赤なシャツを着てカッコつけることは100%できますけど、100%できることをやっても意味がないので。やっぱり、攻めていかなきゃいけない、っていうのが僕の信念ですね」と改めて語っていました。
ネット上では、「編集も面白いけど、これは白濱亜嵐という人がとにかく面白いからできることですね」「ライブ行ったけど、炊飯ブース全然気付かなかったー!こうして見ることができて、ライブの思い出を振り返ったり、亜嵐くんの煩悩解放が楽しめて最高!」「亜嵐くんは本当に、真面目にぶっとんだことをやる奇才リーダーw」などの声が上がっていました。
編集の面白さもさることながら、観客に見えない部分までこだわり抜いて演出する白濱さんのすごさと、何より独創性に驚かされましたね。
実際に公演に訪れた人も、この動画で初めて目にする裏舞台に、二度目の楽しみをれた味わえたのではないでしょうか。
【番組情報】
GENERATIONS from EXILE TRIBE
https://youtu.be/v-tAN0yUFBc
(文:くる美/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)