スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。12月12日の放送では、草野さんが敬語問題について語る場面がありました。
■草野マサムネ、上手く敬語が使えない人達を問題視「ちょっと面倒なおじさんに俺もなりつつあるんですけども」
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番組冒頭「今年のスピッツ周りを振り返りまして『バンド名にさん付け問題』というのがありました」と語り出した草野さん。
『スピッツさん』となど、あえてバンド名に"さん"を付けるような呼び方をすることについて「あれね、とくに若い世代の方が相手に失礼の無いように、より丁寧にしようという強い意識から来ていると思えば、ポジティブに捉えることもできますよね」としつつも「ただ最近俺、気になることがありまして」と言って、別の問題を切り出します。
それは、目上の人に対する敬語問題。草野さんは「目上の人にね、『これ食べてください』とか『これ見てください』っていうのを使っている方がいて、いや、そこは『お召し上がりください』でしょ?いや、そこは『ご覧ください』でしょ?と色々とツッコんじゃってる、ちょっと面倒なおじさんに俺もなりつつあるんですけども」と、自虐を交えつつも適切な敬語表現が出来ていない人が時々見受けられると指摘します。
どうやら、草野さんはバンドに"さん"を付ける必要性よりも、敬語をきちんと使用できた方が良いと考えているようです。
■草野マサムネ、最後はしっかり予防線!?「こういう話をしてると色々と自分に返って来そうな気もするので…」
とはいえ「見えるがご覧になるとか食べるが召し上がるみたいに言葉自体が変わっちゃう敬語っていうのは、なかなかとっさに出て来ないって人も多いのかな」と言って、これらの敬語は間違えやすい部分もあるだろうとします。
そして「あとは福岡だと、方言っぽいんですけど、『見られてくださ~い』とか『これ食べられてくださ~い』っていう人も多いんですけれども…俺も福岡住んでたら使ってたと思いますが」と補足も交えつつ「まぁでも、こういう話してると色々と自分に返って来そうな気もするので、ちょっとほどほどにしておこうかな。よく手書きの原稿で漢字の間違いとかしょっちゅう指摘されますし、うん…怖いですね。俺も敬語全然自信ありませんって、ここでちょっと予防線張っておきます」とコメント。
気になりつつも、最終的には控えめに話を締めくくった草野さんでした。
■リスナーからは共感の声も
この話にネット上では「敬語の使い方の話!メチャ共感」「敬語問題、わかるー」「私も敬語には自信ないんだよね」「敬語はなかなか難しいところあるよね」といった声が。
草野さんの指摘に対し、共感しつつも自分自身がきちんと出来ているかは自信がないという方もいたようでした。
言葉を大切にする草野さんだからこそ、余計に気になる部分があるのかもしれませんね。今後、適切な敬語を使えるよう心掛けたいと思ったリスナーは多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)