12月11日の「ゴッドタン」(テレビ東京系)では、「空気階段プロデュース」と題した企画を放送。劇団ひとりさんが空気階段・鈴木もぐらさんに「もぐらは令和の寅さんになれる!」とアドバイスする場面がありました。
(画像:時事通信フォト)
■「令和の寅さんになれる」劇団ひとりや矢作兼も絶賛…空気階段・鈴木もぐらの"演技力"が話題に
今夜の #ゴッドタン
「空気階段プロデュース」 pic.twitter.com/YbMnjlI1Ld— 佐久間宣行 (@nobrock) December 11, 2021
今回の企画では「キングオブコント2021」王者・空気階段・鈴木もぐらさんと水川かたまりさんをプロデュースします。
この中で、劇団ひとりさんは「もぐらは令和の寅さんになれる!」とプロデュース案を発表。もぐらさんが令和の寅さんを目指せる理由について、ひとりさんは「『女装ほろ苦選手権』やった時のもぐらさんのお芝居、目の感じ哀愁があって良かった。これは間違いなく令和の寅さん、もぐさんになれるんじゃないかって」とコメント。
続けて、ひとりさんは「僕は寅さん大好きだからその僕が言うんだから間違いありません」と太鼓判を押します。
そこで、タコ社長役をひとりさん、もぐさん役をもぐらさん、マドンナのユキさんを交え3人でミニドラマに挑戦しました。
ユキさんに告白しようとするも、故郷にいる恋人からプロポーズされたと告げられ、あえなくフラれるもぐさん。それでも、明るくユキさんを送り出すために、もぐさんはタヌキのように腹を叩いて踊っておどけてみせます。
哀愁溢れるもぐらさんの演技を見たおぎやはぎ・矢作兼さんも「やっぱり上手いですね!」と絶賛。また、話を振られた相方のかたまりさんも「引くほど上手かったです!」と褒めました。
さらに、ひとりさんは「俺はねこのVTR山田洋次に送ろうと思って」と、「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督にも見て欲しいと熱弁を振るいます。
■鈴木もぐらの演技力に賞賛の声
もぐらさんの演技は軒並み好評でしたが、ひとりさんは「ただねちょっともう1パターン見たい芝居があって、同じ設定で…。今度は悪態をつく、あえて嫌われるために強がりを言う、こっちのもぐらもいいんじゃないかな」と別パターンの芝居も撮影する事を提案します。
違うシチュエーションを与えられたもぐらさんは、役柄が抱えている本当の気持ちを隠しつつ「なんでおいらがあんたみたいなションベンくさい小娘好きになんなきゃいけないんだよ、冗談じゃないよ。故郷へ帰る。そりゃめでてぇじゃねぇか、仕事の出来ないあんたがな、地元に帰ってくれるんだから助かるんだよ」と悪態をつきました。
そんな中、別れ際に悲しそうな表情を見せてお腹を出して踊るもぐらさん。矢作さんは「入口すごい難しいと思うんですよ。ハァって悪態つく最初の一声、あれが完璧に決まりましたね」とこのパターンの演技も大絶賛していました。
今回の放送について、ネット上では「もぐらさんの演技ほんと良い味出してんだよなぁいろんな監督さんに届いて欲しいわ」「演技上手いんだよなあ もぐらさん」「もぐさん、ガチで演技うますぎてスゲェ〜引くほど上手かったw」などのコメントが上がっています。
コントで演じるキャラクターも素敵ですが、今回のような哀愁漂うキャラクターもハマっていたもぐらさん。その演技力に驚愕した人が多かったようです。
【番組情報】
ゴッドタン
https://tver.jp/corner/f0091824
(文:かんだがわのぞみ)