11月21日、お笑いコンビ・ロザンのYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」では、「心の疲れと身体の疲れは違う」問題について語る動画を公開。育児に関するロザンの考え方が共感を集めています。
■『子どもの顔見てたら仕事の疲れ取れるでしょ?』に疑問…
冒頭で、菅広文さんが「よくあの『子どもの顔見てたら仕事の疲れ取れるでしょ?』とか言われるんですけど」「でも、仕事の疲れは取れへんよね」と切り出します。
「誤解せんといて。可愛いねん。むちゃくちゃ可愛いねん。可愛いプラス疲れてるってことやねん」「『仕事の疲れ-可愛い』が0になるってことじゃないねん」と訴える菅さん。
菅さんの話を聞き、相方の宇治原史規さんは「話めっちゃ分かるよ。話めっちゃ分かるけど、全然表で言わんでええ話やな」と笑います。
菅さんは「表は『あ、確かに疲れ取れます』って言うよ。そういうもんやん、社会って。でも、ここすごい大事やと思ってんねん、ポイントとして」と問題点をアピール。
■ロザン菅広文の主張「軽んじられてる」
そして「これがやっぱり僕ね、育児をなんか、なんていうか軽んじられてるというか、見られてる要因の一つじゃないかな」と持論を展開。すると、宇治原さんも「あー、面白い話するやん」とうなずきます。
育児中は腰が痛いという菅さん。「子どもが可愛ければ可愛いほどお世話をしたくなるから、腰の痛みは増えていってんじゃないの?」と、子どもが可愛いからといって疲れがなくなるわけではないと主張。
宇治原さんが「いくら子どもが可愛かったって、育児の作業はしんどい」と言うと、菅さんは「そういうことそういうこと!腰は痛いねん」と訴えます。
■カラオケでストレス発散できるか?宇治原「全ての歌う曲を…」
身体の疲れが取れるわけではないという話は、育児だけでなくいろいろなことに当てはまるという菅さん。
仕事のストレスをカラオケで発散することを例に出し「ホンマにストレス発散できてるのかとか、考えるべきやと思うねん」と問いかけます。
宇治原さんも「仕事のストレスがなくなってはないよね」と同意。
そして、菅さんは「このストレスっていうのは、自分は何で感じてるのかっていうのを、やっぱりロジカルに考えるべきやと思う」と主張しました。
例えば、カラオケでは歌うことでストレスを発散していると思われているが、菅さんは「そうじゃない」と言います。
菅さんによると、仕事は、基本的に人から指示されてやるもの。しかし、カラオケは自分で曲を選びます。「そこでストレス発散してんじゃないの?」とのこと。
菅さんの考え方に、宇治原さんも「考えたことなかったけど、全ての歌う曲を、人に決められたら嫌かもしれんな」と納得します。
■ロザンの主張に視聴者「言ってくれてありがとう」
育児の話にしろカラオケの話にしろ「精神的なストレスと肉体的なストレスは分けなあかん」という菅さん。
子どもの顔を見て精神的なストレスが緩和されることはあっても、肉体的なストレスはなくならないとアピールしました。
今回のロザンの議論に対し、ネット上では「さすがロザン、子育てトークも他とは一味違う」「3人の子持ちです。言ってくれてありがとう、さすが菅ちゃん…!という気持ちです」「育児のしんどさと子供への愛情は両立するんですよね」との声が上がっています。
日頃から思っていることをロザンが代弁してくれて、すっきりしたという視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
ロザンの楽屋
https://www.youtube.com/watch?v=2vVq17HT4DI
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)