中居正広の『はずべき』論が深い…キャリアを積むほど強くなる「こうあるべき」そこに隠されたものをズバリ指摘

投稿日:2021/11/07 11:06 更新日:

毎週土曜日放送のラジオ番組「中居正広 ON & ON AIR」(ニッポン放送ほか)。11月6日の放送では、中居さんが怒りのコントロールについて語るシーンがあり、ネットで話題を呼びました。

中居正広

(画像:時事)

■怒りのコントロール『はずべき』とは?

今回の放送では、リスナーから届いた『中居くんはイラッとした時、どうやって気持ちの切り替えをしていますか』という質問を紹介した中居さん。

この質問を受け、『はずべき』という言葉について語ります。『〜のはず』『こうあるべき』という考え方を『はずべき』と呼んでいるという中居さんは「これが強すぎてしまうと、イラッとしてしまうと」と、イライラを呼ぶ原因の一つなのではないかと分析。

「『こうあるはずじゃん』『こうあるべきじゃん』って自分の中で決まった理想を、あまりにもそれにがんじがらめになってしまうと、イラッとしてしまう」と言います。

家庭の中で、夫が靴下を脱ぎっぱなしにしているという情景を思い浮かべて、奥さんが『洗濯カゴに入れるべき』『洗濯カゴに入ってるはず』という理想を持っているとイラッとしてしまうと、例題をあげて語っていました。

■中居正広の『はずべき』論が深い…キャリアを積むほど強くなる「こうあるべき」そこに隠されたものをズバリ指摘

そんな中居さんは「だから『はずべき』をあんまり持たないようにしてるっていうのはあるかもしれない。どっかで回避してるかもしれない」と、自分で怒りのセーブをしていると語ります。

さらに「だからこうねぇ、タレントさんはねぇでも比較的『はずべき』が強い人たちの集まりというか、多いと思います」と語る中居さん。

タレントに限らず、OLやサラリーマンなども、キャリアを積めば積むほど中居さんの考える『はずべき』が揺るぎないものになってくるのではないかと言います。

しかし、中居さんは「これはしょうがないことなんだなって思います。タレントさんは特に、自分がよく思われるのが仕事なので」と、だんだんと自分の理想が高くなってくるのは至極普通のことであると分析。

さらに「嫌われたくない、基本的に嫌われたくない、よく見られたい。そうすると、『こうあるべきじゃん』って『こうあるはずじゃん』って目の前のことで言ってくれればいいんだけども、その向こうに『自分がよく思われたい』と見透かされてしまうなって。人間性が問われるなとは思いますよね」と、人間の本質的なことも感じ取れるのではないかと語っていました。

■中居の分析にリスナー感銘の声「深い言葉」

ネットでは「イラッとしたことにそんなことを考えられるなんて凄い」「自分がイラッとしたことを考察できるって冷静だなぁ..」「深い言葉」「中居くんてよくこういうの考えたり分析したりするよね」と、中居さんの言葉や考え方に感銘を受けたというリスナーの声が並んでいました。

怒りのコントロールの一つとして、自分の中の理想にがんじがらめにならないということを挙げた中居さん。その考え方に納得したリスナーが多かったようです。

中居さんが告げた『はずべき』を、しっかり胸に刻んだリスナーもいたのではないでしょうか。

【番組情報】
中居正広 ON & ON AIR
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20211106230000

(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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