毎週土曜日22時からbayfmで放送されている「堂本剛とFashion & Music Book」。9月19日の放送では、堂本剛さんがファンの"出戻り"について語る場面がありました。
■堂本剛、若いころから行っていたトレーニングとは?
22:00~ #堂本剛 『堂本 剛とFashion&MusicBook』 #FashionMusicBook https://t.co/Ggt2ACEx2W ▽今週は「NEWアルバム&ライブの感想」を紹介します。メールテーマ「眠れなかった日」「kokoro FADERS(10代20代の今の悩み)」を募集。⇒tsuyoshi@bayfm.co.jp #bayfm https://t.co/JtzqW49kCO
— #bayfm (@bayfm78MHz) September 18, 2021
今回の番組では、まず「体調を崩して病院にかかった」というメッセージを紹介した剛さん。
そのメッセージには「医療現場の大変さに、言葉では分かっていてもどこか他人事だった。実際に現場を目の当たりにし、自分はなんて適当な思いで毎日を過ごしていたんだろうと情けなくなった」との言葉が綴られていました。
剛さんは「自分もね、偉そうなこと言えないけど」と前置きした上で、今もどこか他人事としてとらえ、不要不急の外出をしてしまう人について「こういう方がまだまだたくさんいるのかなぁ、なんていう風に思いますね」と言います。
そして「ずいぶん若いころから、その人のその気持ちになるっていうことをトレーニングしてきた部分もあって。この人はきっとこう思ってるんじゃないかな、この人がこの立場でその言葉を言ってくれるってことは、とっても重いし、でもすごく愛情のある言葉なのかなとか、なんか色々そういう人の心情というものを、汲み取る訓練ってすごいしてきたなと思うんです」とコメント。
「その人の事を思いやる。これみんな誰でも、日々訓練してることなんですけれど、それって大切な人から教えてもらうんですよね。友達だったり家族だったり」と語りました。
■「素直にそのままピアノに向き合ってほしいな」恩師を亡くしたリスナーにメッセージ
また、ENDRECHERIのニューアルバム「GO TO FUNK」や、現在開催中のライブについての感想が続々と紹介されました。
リスナーからの「小さいころからずっとピアノを習っていたが、20年以上教えてくださっていた先生が亡くなり、ピアノを弾くと涙が止まらなくなってしまい色々な思いからピアノを辞めていた。だけど剛さんのライブに行き、またピアノが弾きたいと感じ、今はピアノを少しずつ弾いている」というメッセージには「寂しいときとか、悲しいことがあった時とか、胸が苦しいとき。言葉とか文字とかそういうものでは解決できない何かに出会ったときに、よくピアノ弾いてるかな。で、とにかく弾きたいだけずっと弾いてる」と回答。
このメッセージを送ってくれたリスナーに「先生との思い出とか、色々苦しくてピアノを辞めるって言う状況になったと思うけど、だからこそ先生はピアノ弾いてほしいと思ってると思うなって、なんとなく思ったんですよ。だから自分のペースでいいと思うから、ピアノ弾きながら、せっかく先生に教えてもらった大好きなピアノなんだからいっぱい弾いた方がいいと思うし、涙が枯れるまで弾いたらいいと思うし。涙が枯れる時にでるフレーズとか、すごくドラマティックだなとか思ったりするかな。僕は。なんかうまく言えてないけど、今ピアノに向き合うって言うことはすごくいいタイミングなのかなと思うんで、素直にそのままピアノに向き合ってほしいなと思います」と、やさしく語りかけました。
この言葉に、ネット上では「ピアノが触れない方の話、他人事とは思えない。また楽しく弾けるようになるといいね」「辛かったね…辛かった先に剛さんの音楽があって良かったね」とエールと感動の声があがっていました。
■堂本剛、ファンの“出戻り”に理解「音楽をこう聞け!というのはない」
ほかにも「私自身出戻りファンのためDVDで見たことはありますけども(ENDRECHERIのライブに)参戦するのは初めてでした」という方からのメッセージも紹介。
ファンの"出戻り"について、剛さんは「出戻る勇気のない出戻りファンの方もいると思いますし、なんか変なプライド持って、もう出戻らない!みたいな人もいるかもしれませんけど、一瞬でも出戻ろうかなと思ったんやったら出戻れば、と思いますけれどもね」と背中を押す剛さん。
続けて「音楽をこう聞け!なんていうのはないですよ。ライブをこう楽しめなんていうのもないです」と言い、「自分で決めつけちゃダメです。自分が楽しいと思うことすらも」とコメントしました。
ネットでは「出戻りたい人は早く出戻らないと、一生後悔するよ?マジで!」と出戻りさんたちの背中を押す言葉が多く並んでいました。
今回も音楽を心地よく楽しむために、優しい言葉をかける剛さんの言葉に癒された人は多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
堂本剛とFashion & Music Book
https://radiko.jp/#!/ts/BAYFM78/20210918220000
(アイドル担当ライター:ドナ)