今田耕司さんがMCを務める「アナザースカイ」(日本テレビ系)。8月26日放送回ではファーストサマーウイカさんが出演。故郷の大阪を巡りながら今後の目標を明かし、話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
■「いやキツイっすね」ファーストサマーウイカ"完全なる初出し"劇団時代を初公開!
今夜放送のアナザースカイ、
今回舞台は大阪なのですが、
なんと大阪は放送されない地域という、、、😭😭💦なので関西圏の方はTverやHuluでご覧下さい🙇🏻♀️🙆🏻♀️🤲🏻https://t.co/UT1SVCfjOe
— ファーストサマーウイカ (@FirstSummerUika) August 26, 2021
「実は今まであんまり出さなかったんですね、プライベートなこと」と言うウイカさん。生まれ育ち、学生時代を過ごした大阪時代については「完全なる初出し」だと明かします。
母校の中学校では音楽を始めるきっかけとなった幼馴染と再会。卒業文集に綴った当時の夢は「主役を喰う脇役者になりたい」というものでした。
その夢を実現するため、高校卒業後、母親の薦めで大阪屈指の観客動員数を誇る劇団レトルト内閣の門を叩いたウイカさん。
「籍だけはまだ置いてます」と、今でも劇団員であることを明かし「1人でも私を通じて劇団レトルト内閣を知って、公演を見に行ってくれたりとか、DVD買ってくれたりとかして還元できたらいいかなって思ってます」と語りました。
約10年ぶりに劇団を訪れ、座長の川内信弥さんや看板女優の福田恵さんと再会。当時の初舞台の映像を見て「嫌やな、よくないな。全然嫌やな、変な汗かくなぁ。いやキツイっすね」と恥ずかしそうでした。
■ウイカの人生を変えた恩人・渡辺淳之介。"遅咲き"と言う世間の声を否定「遅咲きじゃない、完熟よ」
「役者としてさらにステップアップというか、ちょっと売れたいなと思って」という理由から22歳で上京したウイカさん。
「1Rの笹塚の4万2千円の風呂なしアパートみたいな所で、ぼーっとTwitterを見てる時に『アイドルグループBiS全員面接オーディション』みたいなのがあって」と語り「そこで人生が大きく変わった」と明かします。
ウイカさんが「恩人をあげてくださいと言われた場合に一番最初に思い浮かんだ」というのがアイドル時代のプロデューサー兼マネージャーであったWACK社長・渡辺淳之介さんです。
当時のウイカさんについて「努力家だと思います」と振り返り「優雅に泳ぐ白鳥が水の中では必死にもがいているみたい。そういう人だからこそきっと輝いてる」と語る渡辺さん。
2019年に29歳でブレイクしたウイカさんについて"遅咲き"だと言われることが多いと指摘した上で「遅咲きじゃない、完熟よ」と表現します。そんな渡辺さんに対し、ウイカさんは「ブレイクしたのも元アイドルという肩書があって『元アイドルなのに…』みたいな大振りが効いてた」と振り返り、感謝していました。
■ウイカ、今後の目標は「次は"円"で返すだけ」
今回、出演してくれた人々について「これだけ自分を理解して、深く関わってくれる人っていうのはもう出てこないんじゃないかなって思いますね」と、しみじみとした様子で語るウイカさん。
そんなウイカさんに対し、川内さんは「若い劇団員いますけど、その子らにとって希望になる。頑張ったらウイカさんみたいな道があるんだって言うのを身を以て示してくれてる」という言葉を贈ります。
その言葉に対し「むちゃくちゃ嬉しかったですね。涙出てくるくらい」だと喜ぶウイカさん。
すると「人より秀でてるものがない。スポーツでも芸術でも1番みたいなことが無いんですよね。誇れるもの…これっていう特筆するものがなくて」と自身のコンプレックスを告白します。
その上で「私は自分のこと凡人だと思ってるけど、きっと凡人の方が遥かに沢山いると思う。スポットの当たらない人の方が沢山いると思うんですよね。その人たちがウイカさんでもこういうことが起きるんやみたいな。ちょっとでも希望を持ってもらえたら嬉しいなと思う」と思いを明かしました。
さらに、ウイカさんは「それを助けてくれたのは今までの…家族もそうやし、出逢ってくれた沢山の仲間とか先輩なんで」と涙ながらに人との縁に感謝します。
番組の最後「やっぱり"縁"は大事やね。少しずつやけど皆さんにも返していきつつ…」とコメントする今田さんに対し「次は"円"で返すだけ」と、ウイカさんらしくユーモアたっぷりに今後の目標を明かしました。
■「めちゃくちゃ感動する」ウイカの"かっこいい姿"に反響続々!
今回の放送に対し、ネット上には「努力が積み重ねるウイカさん。縁を大切にするウイカさん。そんなウイカさんからいつもパワー貰ってます」「めちゃくちゃ感動するなぁ…ウイカさん素敵!」「やっぱりファーストサマーウイカはかっこよかった。どの時代を切り取ってもウイカさんはずっとウイカさんでした」など多くのコメントが投稿されていました。
「ちょっとでも希望を持ってもらえたら」という想いを胸に抱きつつ、今後の目標をユーモラスに語る姿をかっこいいと感じた方も多かったようです。
普段のバラエティではなかなか聞くことのできない本音の部分を覗かせたウイカさんの努力と人の縁を大切にする姿が印象的でしたね。そんな姿に、改めて心を打たれたという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
アナザースカイ
https://tver.jp/corner/f0082007
(文:こじこじ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)