アンタッチャブル・山崎弘也さんと柴田英嗣さん、サンドウィッチマン・伊達みきおさんと富澤たけしさんの4人がMCを務めるバラエティ番組「お笑い実力刃」(テレビ朝日系)。8月18日放送回では、ミラクルひかるさんが出演。ものまねの作り方を明かし、話題になりました。
■「ものまね界のクオリティを上げた3人」山崎も高く評価するものまね界を牽引する実力者がお笑い実力刃に集結!
今週水曜よる11時45分‼️#お笑い実力刃⚔️🔥
豪華✨ものまね実力派SP💖ゲストの #ミラクルひかる さんの収録後の感想です🥰✨
お楽しみに〜🤗‼️#原口あきまさ #ホリ@hikaru_miracle pic.twitter.com/3zKnCZRaaS— 【公式】お笑い実力刃(じつりょくは) (@neta_sand) August 17, 2021
この番組は、ファンから投稿された「切れ味鋭い質問」(通称:切れ味質問)を元に、お笑いを分析するのがコンセプト。
今回の放送では「ものまね実力派SP」と題し、山崎さんが「ものまね界のクオリティを上げた3人」だと高く評価するミラクルひかるさん、原口あきまささん、ホリさんが登場しました。
宇多田ヒカルさんや工藤静香さん、松任谷由実さんら50名以上に及ぶ女性アーティストのものまねレパートリーを持つ芸歴16年目のミラクルひかるさん。ものまね界を牽引する実力者の一人です。
そんなミラクルひかるさんに対し、ファンから投稿されたのは「ものまねをする時は『顔』なのか『声』なのか、何から『まね』を始めるんですか?」という切れ味質問でした。
■「諦めないで済むところから」ミラクルひかるが明かすものまねの作り方とは?
「良い質問ですね」と頷くミラクルひかるさん。
伊達さんが「どこかで諦めた事もある訳ですからね」と指摘すると、「それでいうと、私は諦めない所から始めないとダメ。諦めたら一歩も(ものまねに)入れなくなっちゃう」と明かします。
「声からですか? それとも顔とか?」と質問を重ねる伊達さん。
ミラクルひかるさんは、「逆に言うと、諦めないで済むところから入る」として「クセから」だと答えます。
続いて山崎さんが「クセのある人をまねる?」と質問すると、「そう。この人、ここで絶対こうやってするなとか、まねしやすい所から。そしたら自信もついて、その後、声とか顔とかもやるしかなくなる」と説明しました。
■ミラクルひかる「表面意識より潜在意識」深すぎる"ものまね構築論"を明かす!
次に富澤さんが、「ものまねやる時にカツラ被ったりするけど、いつの時代の本人かってのはこだわりがあるんですか?」と質問。
ミラクルひかるさんは、「皆さんの1番無意識にイメージが残ってる時代はいつかなと言うのは考えるようにしている」として、「表面意識より潜在意識」を重視していると明かします。
その上で、多くのものまね芸人がものまねをしている工藤静香さんなどに関しては、「ものまねとしての擦り減り」を考慮し、「(2番目に)潜在意識に入ってるのはどこだ?」と考えてネタを作っているとのこと。
この話を聞いて、「皆の潜在意識とものまねの擦られ具合の最大公約数でいくって事ね」とまとめる山崎さん。
その表現に、ミラクルひかるさんは「最高です!」と手を叩いて感心していました。
■『底知れぬ凄み』と話題
今回の放送に対し、ネット上には「『表面意識より潜在意識』という名言で分かるようにいつのどんな姿を真似るかまでしっかり計算されている名人芸」「ミラクルひかるの底知れぬ凄み、怖いくらいなのに笑ってしまう」「潜在意識と擦られ具合の最大公約数。メモ」など多くのコメントが投稿されていました。
貴重なトークを聞くことができた今回の放送。ミラクルひかるさんや山崎さんの「表面意識より潜在意識」「潜在意識と擦られ具合の最大公約数」と言った名言も印象的でしたね。
改めて、ものまね界を牽引する実力者の凄さを実感したという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
お笑い実力刃
https://tver.jp/corner/f0081115
(文:こじこじ)