7月16日、お笑いコンビ・EXITのYouTubeチャンネル「EXIT Charannel」では、りんたろー。さんと兼近大樹さんがバイト体験談を語る動画を公開。兼近さんのすさまじいバイト生活が明かされ、話題を集めています。
(画像:時事)
■兼近、バイト掛け持ちに夜間学校…10代のハードすぎる生活にりんたろー。「死んじまうだろ!」
50種類以上のバイト経験を持つというEXITが、これまでやってきたバイトでのエピソードを語ります。
15、6歳の頃、知人に紹介してもらったパン屋で働き始めたという兼近さん。
力仕事の現場とも掛け持ちしていたそうで、朝はなんと2時起きだったそう。
早朝はパン屋、日中は力仕事で夕方5時まで働き、その後夜間学校にも通っていたのだとか。
りんたろー。さんも「死んじまうだろ!」とツッコミます。
バイトと学校を終え20~21時頃家に帰り、22時頃に就寝。そしてまた深夜2時に起きるというハードスケジュールをこなしていた兼近さん。
しかし、あまりにハードだったため、力仕事と夜間学校は辞め、パン屋のみ続けることになったそう。
パン屋では周囲が主婦ばかりだったそうで、「一人若いし、金髪だから、結構あの、引かれてたのね、みんなから」と語る兼近さん。
「で、なんか俺サボり癖みたいのあるから、『ちょっとトイレ行ってきます』っつって、トイレであの、15分くらい寝たりするのよ」と、サボり癖を暴露します。
「すごいハブられてる感じがあって」と、疎外感を覚えていたそうですが、ある時、パン屋を紹介してくれた知人から「トイレがすごい長いって噂になってる」と言われてしまいます。
それからというもの、作業中に他の人の会話が「全員俺の悪口言ってるって思っちゃって」と被害妄想を爆発。
「その後、俺パン投げて走って逃げてるから」と、パン屋のバイトから逃亡したことを激白します。
■兼近、パン屋からの逃亡劇の結末とは?「精神的に病んでた」
「そん時はもうね、完全に道わかんなくて…」と、当時を語る兼近さん。
とりあえず歩いていると、高校生2人組を発見したため、そのまま後をついて行ったのだそう。
2人組がある高校に入っていったので、なんと兼近さんもパン屋の白衣のまま高校の敷地内に入ってしまったのだとか。
すると、校内放送で「不法侵入者が入りました」と流されてしまったそう。
兼近さんは、「『俺だ』ってなって、パって上見たら」「(校舎の)窓から大量の高校生が俺のことと見てて、うわあああ!」と当時の様子を再現。
兼近さんの逃亡話にりんたろー。さんが、「パン屋は別に虐げられてた訳じゃなかったでしょ?」と聞くと、兼近さんは「今思えばね。今思えばたぶん優しかったんだけど、たぶんねぇ、精神的に病んでたんだよ」と返答。
力仕事のほうの職場で散々な目に遭ったことで、かなり精神的に参っていたと打ち明けます。
それを聞いたりんたろー。さんは、「だからホント皆さんは、人に優しくしてほしい」と呼びかけました。
■兼近のバイト体験談に視聴者「並大抵のことじゃない」
他にも、りんたろー。さんのパチンコや介護のバイト話などで盛り上がった今回のバイトトーク。
ネット上では、「色々経験経てきたから優しさや強さがあって真っ直ぐで今のかねちーがあるんやなぁって」「15歳で厳しい環境だったし、疲れて被害妄想にもなるよね」「みんなが親のお金で楽しく過ごしているときに、いろいろ背負って働くって並大抵のことじゃないよね」との声が上がっています。
十代の頃からさまざまな仕事を頑張ってきた兼近さんの体験談に、感心した視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
EXIT Charannel
https://www.youtube.com/watch?v=VzztJBdnDGA
(文:二木もなか)