明石家さんまさんとマツコ・デラックスさんによるバラエティ番組「週刊さんまとマツコ」(TBS系)。7月4日の放送回では、老後の生活について語り合い、話題になりました。
(画像:時事)
■「気心知れてる人たちで」マツコの老人ホーム構想にさんまも「なるほどな」
明日よる6時30分🕡#週刊さんまとマツコ#マツコデラックス も
興味津々の漫画📚#私が見た未来#Naokimanshow の紹介する
都市伝説におしゃべり怪獣の2人は
どう立ち向かう…⁉︎🆚さらに‼︎💫
2人が喋るのは老後問題👴👵#明石家さんま が構想する
芸人だけの老人ホームとは⁉︎お楽しみに😉 pic.twitter.com/w5qO6a4EgU
— 【公式】週刊さんまとマツコ (@sanmatsuko_tbs) July 3, 2021
2025年には65歳以上の人口が全体の30%を超えると予想されている超高齢社会・日本。特に問題視されているのが「介護付き老人ホームの人手不足問題」です。
そこで「今週の気になるトピックス」では「老後生活」をテーマに取り上げました。
「さんまさんの言ってる"異常者老人ホーム"は結構、大きい気がしているの」と話を切り出すマツコさん。
実はさんまさんは、2018年に「芸人のための老人ホームを作る」と言う構想を口にしていました。「なんでもかんでもいろんなところから不特定多数の人が入る老人ホームって、おじいちゃん・おばあちゃんもきついと思う」と想像し「だったら同じ職業とかさ、ちょっと気心知れてる人たちで集まることができたら」と提唱するマツコさん。
さんまさんは「その気持ちはなるほどなと思うけれども、マツコなんか『我々のグループは絶対(老後は)一人なのよ』って言うてたやんか。だからそういう施設をちゃんと作って…」と共感していました。
■もしさんまが老人ホームに入ったら?マツコ「離職率NO.1ホーム」
「ただ、今言うたように介護してくれる人が人数不足と言うことなんやろ」と指摘するさんまさん。
この指摘を受けて「そうなってくると…真っ先に嫌がられる方のホームではある」として「『嫌です!いくら積まれてもやりません』っていう…真っ先に人材難よ、本当に」「私も嫌だもん。私とかミッツさん(=ミッツ・マングローブ)みたいのがウロウロしてるホーム。面倒臭いです」と言い出すマツコさん。
これにさんまさんは「ほんまやな。皆、我が強い上に歳取ってまた我が強くなってな」と笑っていました。
「こっちも行きたくないわよ」とさんまさんを指差すマツコさん。「えっ!?」と驚き「いや俺は好かれるから、そういう人に」と主張するさんまさんに対し、マツコさんは「介護のお姉さんとかにもダメ出しするでしょ?」と指摘します。
さんまさんが「返しとか悪い時はな」と間髪入れずに答えると、マツコさんは我が意を得たりとばかりに「ほら!」と声を上げ「絶対みんなもう"離職率NO.1ホーム"で有名よ。『やってられません』って『バキ打ちされるんです』って」と、想像を巡らせました。
■「言葉いらないよね」さんま流外国人とのトーク術にマツコ感服
「フィリピンの人入ってくんのやろ?」と、外国人介護士を日本が受け入れていることに触れ「俺、フィリピン語覚えようとしてるよ」と打ち明けるさんまさん。
「パッキャオって言う凄いボクサーが居る」と、史上二人目となる6階級制覇を成し遂げ、フィリピンでは英雄視されているマニー・パッキャオさんの名を出し「パッキャオの話からしようかなと思ってる」と言い出します。
「『パッキャオ?』とか『パッキャオ!』とか言うたら『お~』って言うとんねん、フィリピンの人」というさんまさんに、マツコさんは「『お~』と言うとんねん、フィリピンの人って…」と、半信半疑の様子。
さんまさんは「俺は海外によく行くんです、こう見えても。それはもう必ず名前だけでトークしていくんですよ」と実体験に基づく裏付けがあることを明かします。
するとマツコさんは「さんまさんは言葉いらないよね」と、感心していました。
■明石家さんま「金遺したところでロクなことにならへん」自身の"財産"の行方は…!?相続プラン明かす
続いて話題が「遺産の話」に及ぶと、さんまさんは「俺もマツコも今持っているお金を全部国に寄付しようとしてんねん」と明かします。
「金遺したところでロクなことにならへんからやな、娘とか息子とかに」というさんまさん。マツコさんも「私はほら、子どもも居ないからさ」と国庫に寄付しようと思った理由を明かします。
「『あかんな』と思ったら弁護士さんに会おうと思ってる」というさんまさん。するとマツコさんは「『あかんな』と思う前にちょっと弁護士さんに準備運動させておいた方がいいよ」と提案します。
「何が?」と訊き返され「突然呼ばれたら困るって弁護士さんも。『あかんなぁ』って思ったさんまさんに急に『来い!』って言われても、弁護士さん困るから!」と説明し「"明石家さんまとはなんぞや"って言うのを5年くらい前からちょっとずつ準備運動させた方がいいって。急に仕事できないって」と、重ねて提案するマツコさん。
さんまさんは「5年もかかるか」とツッコみつつ「家とかは子どもたちにあげて…大きいからな、贈与税が大変になんねん、子どもら」「多額のお金を遺して、人生甘くなってやなぁ、変な人間になるのも嫌やしなぁ」と子どもの将来を心配する父親としての一面を覗かせます。
「俺も借金いっぱいした事あるけど、借金してる時の方が楽しい」と過去の自分を振り返るさんまさん。これにマツコさんも「分かる!金ない時が一番楽しかった」と深く共感していました。
■「就職したい」「いい親やと思う」二人の老後トークに視聴者から反響続々!
二人のやり取りに対し、ネット上には「さんまさんが入る老人ホームならわし就職したいな」「なんだかんだ、最後に心配なのは子供の事なんだなぁ。さんまさん、いい親やと思う」「いざという時の準備は早くしておくに越した事はないよね」など多くの投稿が上がっていました。
自分が亡くなった後の事を考える際、子を想う親の一面を覗かせたさんまさんの姿が印象的でしたね。
改めて、いざという時に備えて今から準備を進めていくことの大切さを感じたという方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
週刊さんまとマツコ
https://tver.jp/corner/f0077919
(文:こじこじ)