5月19日深夜放送の「JUNK 山里亮太の不毛な議論」（TBSラジオ）では、南海キャンディーズ・山里亮太さんがオードリー・若林正恭さんとのユニット・たりないふたりについて語り、話題となりました。
（画像：時事通信フォト）
■山里「俺も好きなのにさぁ…」12年分の愛告白
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— ヒロシゲ (@hiroshigehiro) May 19, 2021
たりないふたりは、2009年にお笑いライブ「潜在異色」でユニットを結成。自分たちの "たりない" 部分を漫才に昇華するスタイルが大きな反響を呼びました。
日本テレビで2度レギュラー放送され、その後も特番として復活するなど大人気のユニットでしたが、5月31日に開催される無観客配信ライブ「明日のたりないふたり」をもってユニットを解散することに。
最後のライブを間近に控え、12年前「たりないふたり」を組んだばかりの頃を思い返す山里さん。
「初めて（舞台に）出た時は、本当に二人が楽しすぎて、持ち時間8分だったんだけど楽しくて20分くらいやっちゃって」と、当時を振り返りノスタルジックな気持ちになっていたようです。
一方、相方の若林さんは、先日放送された「オードリーのオールナイトニッポン」（ニッポン放送）で、山里さんに興味を持たれていないように感じると明かしました。
そして「多分（俺の）片想いなんだけど…」と、愛が一方通行であることをぼやいていました。
山里さんはそのことについて触れた上で、「俺だってね…」と、若林さんへの想いを語り始めます。
「本当に、センターマイクの前へあんなドキドキしながら行って、もう、身体中が震えるくらい楽しい時間をくれてる（もらっている）から、その恩義があるし。この人に恩返しする方法は、漫才で、この人の世界を一緒に見るってくらいしかできないって思ってるくらい。ボケとかに関しても『参りました』なの、完全に」と、ユニットを組んで共に歩んできてくれた若林さんへの感謝と尊敬の気持ちを、熱を込めて語る山里さん。
「なのにさ、『片想い』とか言って…冗談じゃないよ！ 俺も好きなのにさぁ…」と嘆きつつ、12年分の愛を若林さんに伝えたのでした。
■初ライブのチラシを見つけた安島、グッときてしまい…
ユニットの生みの親として結成当初から関わっており、山里さんや若林さんと12年間共に歩んできた「たりないふたり」総合演出の安島隆さん。
安島さんもまた、これまでの歩みを振り返って、感傷的な気持ちになっていたそうです。
そんな安島さんから、山里さんに「初めて北沢タウンホールに立った時のチラシが出てきた」という連絡がきたそう。
北沢タウンホールは、たりないふたりが12年前に初めてライブを行った場所。そのチラシには、当時の公演日時もしっかり書かれていました。
これを見て、たりないふたりが始まった当時のことを思い出し、グッときたという安島さん。「俺も最後に向けて何かしたい」と、いてもたってもいられなくなったそう。
たりないふたりには、山里さんと若林さんが共同でつぶやいている公式Twitterアカウントがあり、番組やライブの演出として使われるなど、ユニットにとって重要な役割を果たしていました。
そのアカウントを管理していた安島さんは、プロフィール欄に「生年月日」の項目があることに気がつきます。
見つけたチラシに書いてあった12年前の初ライブの日を「生年月日」に入力した安島さん。
「これが『たりないふたり』の誕生日だよ！」と、12年間の想いを込めてプロフィールを編集し、保存ボタンを押しました。
するとその瞬間、アカウントが凍結。新たに呟くことも、これまでのツイートを見ることも全てできなくなってしまいました。
■まさかのアカウント凍結！ファン「面白すぎるだろ」「二人以外にも足りない人がいたオチ」
というのも、Twitterは年齢制限があり、13歳未満の子どもは使用できないことになっています。
つまり、「生年月日」欄に12年前の日付を入れてしまったため、12歳と判断されてしまい、凍結されてしまったのです。
「安島さんのせいで『たりないふたり』のアカウント、凍結です！」と宣言し、ブースのスタッフを笑わせた山里さん。
また、安島さん本人も、自身のTwitterアカウントでこのことについて触れ「ご心配をおかけしてすいません」とツイートしていました。
【#たりないふたり 現在アカウントロック中】
山ちゃんが話した通り、管理者の安島がプロフィールの誕生日に初ライブ日時の2009年8月26日と打ち込み、未成年と判断され…現在Twitter社に問い合わせ中です。ご心配をおかけしてすいません🙇♂️グーって高ぶってしまい…#fumou954#明日のたりないふたり— 安島隆 (@takashiajima) May 19, 2021
放送を聴いて、ネット上では「面白すぎるだろww」「このタイミングで天才か」「ロックされてて草」「安島さんでもこういう事あるんだ！かわいい」「安島さーん！！二人以外にも足りない人がいたオチ」など、さまざまなコメントが。
長い間二人に寄り添い支え続けてきた安島さんが、最後のライブの直前でうっかりTwitterアカウントを凍結させてしまった、という事件を面白がるファンが多かったようですね。
山里さんが若林さんへの熱い想いを語った、今回の放送。山里さんが「俺も好きなのにさぁ…」と若林さんへの愛を語ったところで、思わず感動してしまったリスナーもいたことでしょう。
また、Twitterアカウントの凍結も、安島さんの「たりないふたり」への想いが強かったからこそ起こった事件。
今回の放送を通じて、改めて「たりないふたり」に関わる人々の熱い気持ちを再認識したファンが多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
JUNK 山里亮太の不毛な議論
https://radiko.jp/#!/ts/TBS/20210520010000
（文：みなみぱん）