スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)。3月7日の放送では、東日本大震災から10年ということで【2011年の日本のロックで漫遊記】と題し、草野さんが印象に残っている2011年の曲が紹介されていきました。
■草野マサムネ、2011年に一世を風靡した明るいあの曲も「涙が出そうになる」
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【2011年の日本のロックで漫遊記】#東日本大震災 から10年。
草野マサムネが印象に残っている曲をセレクトして、音楽を聴きながら当時のことを思い出します。#tokyofm #radiko https://t.co/PY3iNNxjYR— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) March 7, 2021
番組序盤、突如『マル・マル・モリ・モリ!』がBGMとして流れます。草野さんは「何故かこの曲を聴くと涙が出そうになるのですが、これもすごくいい曲だと思います」と紹介すると「2011年と言えば、俺的にはロック以外だと、この曲なんですよね」とコメント。
また「国民の姪っ子的存在の芦田愛菜さんもね、最近は大河ドラマで細川ガラシャを演じてらっしゃいましたが、既にもう大人の役者さんっていう感じですけれども。あと鈴木福くんもイイ感じで青年になられて、テレビでお見掛けする時にはガン見してしまいますが…」と成長に驚きをみせつつ「時の流れを感じますね」としみじみ語りました。
■草野マサムネ「俺なんか盛り上がっちゃって」2011年の年越しの思い出を語る
猪苗代湖ズの『I love you& I need youふくしま』の紹介では、草野さんの中での猪苗代湖ズの思い出を語ります。
2011年の大みそかの紅白歌合戦に出演していた猪苗代湖ズ。草野さんは「それを見て、俺なんか盛り上がっちゃって…その後TFMの年越しの生放送に猪苗代湖ズが出るって聞いて、今はもうないんですけれども、スペイン坂のサテライトスタジオまで見に行ったんですよね、夜中に」と告白。
「普通に猪苗代湖ズのファンに混じって、山口くん(サンボマスター山口隆さん)が喋ったりしているのを外から見たっていう思い出が蘇ります」と振り返りました。
■草野マサムネ「ちょっとこうメンタルをやられた」2011年の心境を告白…
BARBARSの『Make No Systems』の紹介では、この曲のPVにハマったという草野さん。「衣装とか使ってる楽器もすごく可愛いくてカラフルで」とキュートな部分と「高円寺的なサブカル風味」にグッと心を掴まれたと言います。
しかし、ハマっていたのは2011年の震災の前だそうで「震災の後は、ちょっとこうメンタルをやられた関係もありまして、このバンドのことを忘れてしまっていたんですが」と告白。続けて「それから半年後ぐらいにこの曲をまた楽しく聴けるようになって『あ…俺、なんとかメンタルがもとに戻ってきたな』って確認させてもらった曲でもあります」と明かしました。
この話にネット上では「マサムネさんのメンタルが元に戻ってきた感じの曲 その日を静かに待ってたいちファンです」「マサムネさんがメンタルやられてる時、毎日心で回復を願うこと事しか出来なかった自分を思い出すな」「メンタルやたれてたとか、元に戻れたとか、さらっと言われたけど…しんどかったんだろうな」といった声があがっていました。
草野さんが印象に残っている2011年の曲が紹介された今回の放送。リスナーも当時のことを振り返り、さまざまな思いを巡らせたのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
https://radiko.jp/#!/ts/FMT/20210307210000
(文:ジョブリナ)