2月8日放送の「ごごナマ」(NHK総合)では、ゲストとして女優の安達祐実さんが登場。12歳の時に出演したドラマ「家なき子」などで人気に火がついた安達さんが天才子役と呼ばれることについて本音を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
■安達祐実「すごく下手クソ」子役時代を自虐、当時の天才ぶりが分かるエピソードに船越英一郎「えっ!?そうのなの」
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今回のゲスト、安達祐実さんが12歳の時に主演を務めたドラマ「家なき子」は社会現象を巻き起こすほど話題になりました。そのことについて、安達さんは「すごい台詞覚えがめちゃくちゃ当時は早かったので当時はあまり苦労した覚えがないですね」と中学1年生だった当時を振り返ります。
この話を聞いた船越英一郎さんが「(セリフは)大竹しのぶさんみたいにパッと見たら写真を撮ったように覚えられるみたいな?」と質問します。安達さんは「本当にそういう」と応えると、船越さんは「えっ!?そうのなの」と椅子から立ち上がりそうになる程驚いていました。
しかし、安達さんは「1回読んだら覚えられるぐらいみたいな感じでしたが、もう、今は無理ですね。今は何回読んでも覚えられない」と今は当時に比べると台詞覚えは遅くなっていると言います。
また、美保純さんが「(周りから)天才って呼ばれていて自分ではそんなに意識してなかったんですよね」と問いかけると、安達さんは「そうですね。そう言ってもらって嬉しい反面どうしようみたいな…。天才じゃないのにそういうふうに言われてしまって」と天才子役と言われていたことへの葛藤を明かします。
船越さんは「天才でしょ。一瞬で覚えられるなんて天才以外の何者でもない」とその天才ぶりを称えますが、安達さんは「全然!本当に今見たらすごく下手クソだったなって、自分でも思いますけど…。そういうふうに天才だってみんなが言ってくださるけど本当は違うから、本当は違うってことがいつばれるんだろうみたいなちょっと冷や冷やしていました」と自虐しながら当時の心境を告白しました。
■安達祐実出演の「ごごナマ」に反響
そして、安達さんは「『家なき子』をやると反響が自分にも分かるようになって責任ある仕事だなと気付くって感じでした」と、この作品を通じて将来この仕事をしていくと覚悟が決まったそうです。
船越さんから「お芝居に対する向き合い方も変わってきたんじゃないですか?」と訊かれた安達さんは「第1段階変わったのは『家なき子』の時で…。それまでは言われたことをやっていればいいという感じだったんですけど」とコメント。
続けて、安達さんは「監督さんとかも、どういうふうにやりたいかとかAパターン、Bパターンだったら、どっちがやりやすいとかの意見を求められるようになっていった。自分でチョイスしていったり自分でもこうやってみたいんだけどって段々やるようになっていった時期です」と自分で考えて演技をするようになったと明かしました。
今回の放送について、ネット上では「安達祐実…時間が止まってんのかな?ってくらい若い…」「安達祐実ちゃん『家なき子』は12歳で現在40歳だと…!?」「何歳になっても若い安達祐実ちゃんが『順調に細胞は衰えてる』って。それってやっぱり外見が若くないと言えないよね」などのコメントが上がっています。
天才と言われることについての本音を明かした安達さん。「家なき子」の出演時からスタッフと演技プランを話し合っていたというエピソードなど、貴重な話が盛り沢山でしたね。
(文:かんだがわのぞみ)