12月1日深夜の「あちこちオードリー～春日の店あいてますよ？～」（テレビ東京系）に、日向坂46・加藤史帆さん、佐々木美玲さん、富田鈴花さん、渡邉美穂さんが登場。渡邉さんが冠番組の収録時に号泣したというエピソードに、ファンからの注目が集まりました。
（画像：時事通信フォト）
■天才大喜利少女・上村が泣いた理由を知った若林は「どんだけストイックなんだ」
本日25時35分放送！ゲストは番組史上初の現役アイドル日向坂46！中でもおしゃべりが大好きな #加藤史帆、#佐々木美玲、#富田鈴花、#渡邉美穂 の４人が登場。冠番組で共演するオードリーの普段は見せない姿をぶっちゃける！？https://t.co/MC3ijSDeqZ#あちこちオードリー#日向坂46 pic.twitter.com/cO0SQ3IMTe
— あちこちオードリー〜春日の店あいてますよ？〜【公式】 (@AchikochiAudrey) December 1, 2020
オードリーと日向坂46は、バラエティ番組「ひらがな推し」（テレビ東京／2018年〜2019年）「日向坂で会いましょう」（テレビ東京）で、約2年半共演しています。
今でこそすっかり打ち解けた二組ですが、番組放送開始当初はお互い戸惑う部分もあったとか。
オードリー・若林正恭さんによると、日向坂46のメンバーは収録で「すげぇ泣く」とのこと。
動揺した若林さんは、別の番組で乃木坂46のメンバーと共演した際、「結構（収録で）泣いたりするもんですか」と相談したこともあったそうです。
「俺たち、年頃の子が泣くの見たことないもんな」と、オードリー・春日俊彰さんに語りかける若林さん。春日さんも「見たことないから、やっぱ慌てちゃうわけよ」と同意します。
収録現場で泣いたメンバーの例として、若林さんはグループ最年少である上村ひなのさんのエピソードを挙げました。
「収録してて、（カメラが）止まって、そっちの前室みたいなところでめっちゃ泣いてるんですよ、上村が」と語る若林さん。
驚いた若林さんがスタッフに「ど、どうしたんすか？」と聞いたところ、彼女が泣いたのは「大喜利のフリップを出すタイミングが違った」からだそう。
「『嘘でしょ！』って、俺ら楽屋で言って。どんだけストイックなんだ！ と思って」とその時の心情を語る若林さん。
ネット上では、「アイドルとしては理由が特殊すぎるのよ」「ひなのストイックすぎて年下だけど尊敬」「大喜利のフリップのタイミングで泣くアイドルって何！？」「ひなのそれはIPPONグランプリに出る人の悔しがり方なのよ」などの声が。
番組テロップに「天才大喜利少女」と書かれたこともある上村さんの、大喜利にかける想いの強さに驚いたファンが多かったようでした。
■番組の企画に戸惑う渡邉と、それに気づく若林
さらに「渡邉、あの話もしていい？」と、渡邉さんが泣いたエピソードについても語った若林さん。
若林さんによると、「日向坂で会いましょう」の企画は「ストイックすぎる」とのことです。
先日の収録では、日向坂46のメンバーが春日さんを相手にシチュエーションコントを行ったそう。
ただのコントではなく、途中で若林さんが挙げる札に書いてある「ヤンキーの女の子」「港区女子」「フワちゃん」などのキャラクターになりきり、最後はきちんと落として締める、というとても難しい企画だったようです。
企画の主役は日向坂46のメンバーなので、春日さんは本来ならばフリに徹するのみ。
しかし、若林さんによると、渡邉さんがコントに挑戦する際「春日が裏入って…春日が笑い取りに来たんすよ、なんかその、きっかけ台詞を言わない、みたいな」という出来事があったとか。
渡邉さんが、仕掛けるタイミングがわからず戸惑っていることに気づき「一回止めて」と、コントを止めさせた若林さん。
「春日さんはフリだから」と春日さんに伝え、コントをやり直すことにします。
しかし、2回目も自分で笑いを取りに行くという "被せ" をした春日さん。
これを見た若林さんは、「渡邉もキツそうだけど、テイク3いかないとオンエア無いな」と思い、渡邉さんに3回目の挑戦をさせます。
■若林、ひな壇を見ると渡邉が"高校球児"並に大号泣！？『ひなあい』驚きの収録秘話が話題
そして3回目、完璧にキャラを演じ切った渡邉さん。「すごい上手で、これがテイク1としてオンエアされるんだろうな」と思った若林さんは、次のコーナーに進もうとしました。
しかし、ふとひな壇を見ると、渡邉さんが号泣していたとのこと。
「渡邉の泣き方がもう、高校球児なんですよ。なんか（涙が）スー、じゃない。はあっ！ って」と、渡邉さんの号泣ぶりをまねる若林さん。
さらにその時、春日さんも心が折れていたらしく「明らかに私のせいだから」「イジってアタシの腕でどうこうなる泣き具合じゃないから、ここでどうしようかなと思いながら…」と振り返りました。
このエピソードに関して、「こうやって面と向かって、もう笑い事にできるなら、あれはあれで良かったのかなって」と笑顔を浮かべる渡邉さん。
若林さんは「あんな泣き方は、お笑い事にするしかないよ」とツッコみ、メンバーや春日さんを笑わせました。
ネット上のファンは、「美穂にそんなことがあったとは…」「美穂の話面白かったというかこうして笑いに昇華してもらえてよかったなぁ」「春日さんは美穂のこと信頼しててそれの裏返しと期待が上手く交わらなくてお互い心折れたり号泣になったんじゃないか」などとコメント。渡邉さんのエピソードに心打たれたファンが多かったようです。
オードリーと日向坂46の関係や収録の裏話が満載だった今回の放送。笑えたのはもちろんですが、それ以上にメンバーの番組に取り組む真摯な気持ちに心打たれた人が多いのではないでしょうか。
【番組情報】
あちこちオードリー～春日の店あいてますよ？～
https://tver.jp/corner/f0062440
（文：アイドル担当ライター みなみぱん）