スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。11月22日の放送では、草野さんがプロ意識について語る場面がありました。
■草野マサムネ、参加したリモート同窓会を振り返る
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【ファズギターで漫遊記🎸】
1960年代にブームだったエフェクター #ファズ⚡️
よくライブでギタリストの足元に置いてあるあの装置‼️
今回はファズがブリブリいっているナンバーで漫遊します🤩#tokyofm #radiko https://t.co/OrgsQkkOjc— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) November 22, 2020
番組冒頭、最近リモート同窓会に参加をしたという草野さん。普通の同窓会と異なる点として、北海道に九州、さらに海外といった遠方からも参加できることが良いと感じたそうです。
しかし、気になる部分もあったようで「ただね4、5人のリモート飲み会とは違って今回20人以上が参加したので一言喋ると、その人に目線が集中するんですよね。なので言葉を発するのに少し勇気がいる感じでした」と言うと「なんか、どうてもいい駄洒落とか言って、20数名の目線が集まると、少し申し訳ない感じがするじゃないですかね」と吐露。
また「あと例えば、AさんとBさんが久しぶりに再会をしたみたいなのを個人的に喜んでるのも、それをその様子を20数名で皆で注目して見守ってるみたいな不思議な空気感になっていたりとか」と、大人数のリモートならではの空気感も味わったようです。
「で結局俺だんだん無口になっていったんですけれども、まぁあんまり深く考えないでね、こういうのは楽しんだ方がいいなと今になって思い返したりしています」と、最後は反省も交えつつ、参加したリモート同窓会を振り返りました。
■草野マサムネ、“曲作りとプロ意識”への心境告白!「苦行になっちゃうと…音楽やることがね」
番組中盤には、モノづくりへの向き合い方に悩むリスナーのメッセージから、話題は曲作りとの向き合い方とプロ意識について。
曲作りに関して「アマチュアの楽しさを持ち続けてやれているので、多分これはスピッツのメンバーもそうだと思うんですけど、プロ的な悩みっていうのは、あまり無いかな」と言って、自身を含めスピッツのメンバー全員が楽しみながら、曲作りと向き合っていると語る草野さん。
続けて「苦行になっちゃうと…音楽やることがね、逆に音楽に失礼な気もするので、なので苦行にならないよう気を付けているところもあります」と、一方で楽しめるような向き合い方を自らしているとも言います。
そんな中「ただね、お客さんは安くない代金を払ってCDを買ってくれたり、ライブに来てくれてたりするので、その分ちゃんとやらないとなっていうのは、まぁプロ意識かなぁ…」と自身のプロ意識を語ると「ステージとか、お代を頂くってことに関してはちょっと責任をちゃんと持たないとってのは考えたりしますけれども、(曲を)作るときとかは、あくまで楽しんでやろうっていうのは、ずっと思ってますね」とコメント。
草野さんは、ライブにプロ意識持って臨み、曲作りは楽しむことを最も大切にしているようです。
最終的に、草野さんは「これは人それぞれかなぁ、皆さんね、ほんとうに厳しく自分を追い込んでやってるっていうプロ意識の高い方もいらっしゃるかもしれないので」と、さまざまな向き合い方あるとするも「でもくれぐれも義務みたいにならないように」と、アドバイスを送りました。
■草野マサムネの曲作りとの向き合い方に感銘を受けたファン続々
リスナーからは、ネット上で「『草野さん出席のリモート同窓会』という長めのパワーワードにドキドキ」「リモート同窓会にマサムネさんがいたら私倒れる」「いいな…マサムネさんの音楽に対するスタンス」「楽しんでいる、義務にならないように…いやぁすごいです さすがです」「ずっと楽しくスピッツ続けてほしい。マイペースだいじ」などのコメントがあがっていました。
草野さんが出席したリモート同窓会を想像し悶えたファンや、草野さんのモノづくりとの向き合い方に感銘を受けたファンが多かったようです。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20201122210000
(文:ジョブリナ)