11月17日放送のNHK連続テレビ小説「エール」(NHK総合)では俳優でモデルの宮沢氷魚さんが登場。その直後に放送された「あさイチ」では、朝ドラに宮沢さんが登場したことについて博多華丸・大吉の博多華丸さんが言及して話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■宮沢氷魚が「エール」に登場
作曲家、古山裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の夫婦が音楽と共に生きる姿を描くNHK連続テレビ小説「エール」。11月17日は第112回が放送され、ロカビリー歌手・霧島アキラ役で宮沢氷魚さんが登場。
裕一は作曲家として多忙を極める一方で、看護の仕事についた一人娘・華(古川琴音)は働き始めてから3年の月日が経っていました。
そんな華に母親の音が仕事の調子を尋ねると、華はやり甲斐はあるとしつつも口にしたのは「相変わらずの毎日、少し退屈」という言葉。華の話を聞いた音は「う~ん、潤いが足りないのね、恋しましょう!」と恋愛をしてはどうかと提案します。
しかし、華は「まだ24歳です。私は看護の仕事が好き、以上」と恋愛に興味がないことを伝えました。
そんな時、華が働く病院に足を骨折したロカビリー歌手・霧島アキラ(宮沢氷魚)が入院してきました。看護師や患者からサイン攻めにあうアキラは目が合った華にウインクを贈るも、華は「うわっ、気持ち悪い」と彼に嫌悪感を抱きます。
院長は人気者の彼を見ても浮つかないことを理由に華をアキラの担当に指名。嫌々担当になった華がきつく接するのでアキラは「君さ、どうしてイラついてるの?お肌に悪いよ」と軽口を叩き、華はイライラをますます募らせていました。
■「あさイチ」でも華とアキラの恋の行方が話題
朝ドラ終了直後に放送される「あさイチ」の"朝ドラ受け"でも、華とアキラの運命的な出会いが話題に上がります。話を振られた博多華丸・大吉の博多華丸さんは「こういう恋が芽生えそうな頃、お見合いが入ってくるこのタイミング『「澪(みお)つくし」』と一緒ですね」とBSプレミアムで再放送されているドラマ「澪つくし」の話題を出しました。
これに対して、相方の博多大吉さんが「朝ドラの伝統」と相槌を打つと華丸さんは「伝統というか⋯。そう、それでやっぱ拍車が掛かるんじゃないですか?まだ本人は気づいてないでしょう、あのバンドマンが好きなこと」とこれからの展開を予測します。
すると、大吉さんは「野球部の彼はどこに行ったのかね?華ちゃんがずっと見てた」と、学生時代、華が好意を寄せていた高校球児・竹中渉(伊藤あさひ)の話題を出しました。
華丸さんが彼は戦死したのではと伝えると、大吉さんは「僕、特撮ファンだから、彼はルパンのレッドだったから…。彼が"変装してる説"を1人だけ唱えてるんですよ」と、渉を演じる伊藤さんが「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(テレビ朝日系)に出演していたことから、その後が気になっていることを打ち明けます。
■『エール』宮沢氷魚登場で博多華丸・大吉の会話が話題に「前職がルパンのレッドなんだから」「BOOMの息子ですよ」
しかし、番組の途中で、視聴者からの投稿で、野球少年こと渉は戦死していない、戦死したのは別のハーモニカ少年との指摘が。華丸さんは素直に勘違いしていたことを謝罪します。
一方で、彼が"変装してる説"を唱える大吉さんは「彼はどっかに潜んでるって、なんせ前職がルパンのレッドなんだから」と熱弁を振るいます。
すると、華丸さんはアキラを演じる宮沢氷魚さんが元THE BOOMの宮沢和史さんの長男であることを踏まえて「それだったら、バンドの子もBOOMの息子ですよ」と話し、笑いを誘っていました。
今回の放送について、ネット上では「えー氷魚くんがTHE BOOMの息子だとは知らなかった、華丸さん情報ありがとう」「『あの歌手だってBOOMの息子ですよ』あっそうだあの人宮沢さんの息子じゃん!聞いて思い出したよ」「そんな事言ったら、バンドマンはBOOMの息子ですよ?華丸さんもさすが(笑)」などのコメントが上がっています。
今回の"朝ドラ受け"では「ルパンのレッド」と「BOOMの息子」の話題で盛り上がる華大の2人のトークが特に面白かったと感じた人が多かったようです。
(文:かんだがわのぞみ)