11月12日の「アメトーーク!」(テレビ朝日)では、企画「意外と同期芸人」を放送。シソンヌ・じろうさんがチョコレートプラネット・松尾駿さんとの友情を感じさせるエピソードを披露して話題を集めました。
(画像:時事)
■チョコプラがコンビ結成のきっかけを明かす
今夜のアメトーーク!は『意外と同期芸人』▽ハライチ&チョコプラ&向井&稲田&シソンヌ&すゑひろがりず▽15年目…事務所の垣根を越えた同期▽ブレイクの変遷▽この際だから言える本音▽岩井vsよしもと芸人 pic.twitter.com/A7lh6uFaLZ
— アメトーーク!(テレビ朝日公式) (@ame__talk) November 11, 2020
今回は「意外と同期芸人」と題して、2006年にデビューした芸人が集合。
この中で、チョコレートプラネット・松尾駿さんはコンビ結成のきっかけについて「じろう君にシソンヌの『長田くんと組めば?』と言われたんです」とシソンヌ・じろうさんから現在の相方・長田庄平さんと組んだらいいのではないかとアドバイスされたことを明かします。
さらに、松尾さんは同じ夜にじろうさんの相方・長谷川忍さんからも「長田君と組めば?」と言われたそうで、運命的なものを感じて長田さんに電話をしたそうです。
しかし、長田さんは、当時ピン芸人の松尾アンダーグラウンドとして活動していた松尾さんが怖かったこともあり、その申し出を一旦は断ったとのこと。それでも、コンビを結成したチョコプラは2008年 の「キングオブコント」で決勝に進んで、注目を浴びました。
■パンサー向井が「キングオブコント」裏話を明かす
一方で、シソンヌは2014年の「キングオブコント」で見事に優勝を果たしますが、この時優勝を争ったのが長年苦楽を共にしてきたチョコプラ。
このことについて、長田さんは「すごい感慨深かった。ずっと僕らシソンヌと一緒にユニットライブでチョコンヌっていうのを売れない時からやってて、お互い切磋琢磨して2組がどっちかが優勝するみたいな…。震えましたね」とコメント。
続けて、松尾さんも「たまんなかったです。CM中にこういうモニターに僕ら2組並んで、その横をダウンタウンさんが挟んでるのを横にじろう君がいたんで『ちょっと見ろよ』っつって。『すごいな』って言ったのを覚えてます」とシソンヌと一緒に晴れの舞台に立ったことに感動を覚えたことを明かします。
この時はチョコプラ、シソンヌと同期のパンサー・向井慧さんが会場にいて審査員を担当していたそう。今回の番組で当時はどっちに投票したか尋ねると、向井さんは「シソンヌに押しました」と即答していました。
■シソンヌじろうとチョコプラ松尾の“友情”に反響続々!感動的すぎる『キングオブコント』裏話
また、松尾さんは「前の年まで、僕、じろう君と一緒に住んでたんですよ。打ち上げとかも終わって2人で帰ったんです。打ち上げも終わったんですけど、2人だけでなんかファミレス行って、改めて『おめでとう』みたいなのして帰ったの覚えてます」とじろさんと一緒に健闘をたたえあったとのこと。
ここで、じろうさんは「どっちか優勝っていうところで、一緒に帰って『おめでとう』って言えるかなと思って本当に…。僕、決勝にお母さんの遺影を持っていってたんですよ。大楽屋だったので、写真立てとくのも、ちょっとみんなに見られるから悪いなと思って、出番の時に伏せて出番行ったんですよ」とコメント。
続けて、じろうさんは「優勝して戻ってきたら写真立ってたんですよ。うわっ! これなんだろう?と思ったら、まっちゃんが僕が優勝した後にお母さんの遺影を立ててくれてたんですよ。できます?そんなこと…負けたのに」と実は松尾さんが遺影を立ててくれたことを明かします。
良い話が出たところでカメラがアップで顔を映すと、松尾さんは当時、審査員席にいた向井さんが死んだような表情を浮かべていたことから、それを真似して笑いを誘っていました。
今回の放送について、ネット上では「キングオブコント優勝後のじろうくんのお母さんの遺影のエピソードに涙。シソンヌ、チョコレートプラネット どちらも売れて良かった」「シソンヌのじろうさんのキングオブコントの話で不覚にも涙が…」「じろうさんと松尾さんの関係、本当に素敵だなぁじろうさんの口からお母さんの話も聞けて嬉しかった」などのコメントが上がっています。
切磋琢磨してきたからこそ、ファミレスで健闘を称えあった2人。こっそりとじろうさんの母親の遺影を立ててあげる松尾さんの行動は感動的でしたね。
(文:かんだがわのぞみ)