8月27日、お笑いコンビ・かまいたちのYouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」では、2人がお互いを褒め合う「褒めラップ」という企画動画を配信。うまく韻を踏めない様子や中毒性の高いその内容などが話題になりました。
■かまいたち『褒め合いラップ』に挑戦
ラップといえば「ディスり合い」が一般的ですが、今回は「褒め合い」のラップに二人が挑戦します。
山内健司さんは、芸人仲間がテレビで真剣にラップをする姿を見て感心したことから、この企画を思いついたよう。コンビで挑戦することについて、山内さんは「そこ(褒める部分)がつらつら出てこないようでは、芸人として厳しいんで、真剣にやってみたいと思います」と、意気込みを語りました。
そして、山内さんは平つばタイプのキャップ「ニューエラ」を被り、口元に黒いバンダナを巻いた"ギャングスタイル"風に変身します。
一方、濱家隆一さんは赤いバンダナを頭に巻き、ラッパーとは程遠い装いに。この濱家さんの姿に山内さんは「ラップバトル…とか見たことあります?和食の方ですか?」とイジっていました。
■褒め合いラップ…衝撃の問題作!?
ルールは、8小節ごとに褒め合い、1ラウンド3ターンずつラップをしていくというもの。濱家さんが先攻で、ラップバトルがスタートしたものの、2人ともリズムに乗ることに意識が集中し、1ターン目は韻を踏むことができませんでした。
2ターン目になると、濱家さんは「山内、お前は身体張るロケ、OK、お前らどけ、今の芸人どけ、ポジション譲れ」と、なんとか韻を踏むことに成功します。
山内さんも「仕切りもできる、なんでもできる、ツッコミでkill、ビビってみんな死ぬ」と、上手く繋げました。
そして、なんとか3ターン目まで終えた2人。しかし、曲が止まると、机に手を付き俯いてしまいました。
山内さんは「これ…問題作じゃないですか?自分らで今やってみて…恐ろしいクオリティですけども」と失笑。その後も果敢に挑戦を続けますが、思うように力を発揮できなかったようです。
漫才やコント、バラエティ番組で咄嗟に機転を働かせることには、ピカイチに長けている2人でも、リズムに乗って次々とワードを出していくのは馴染みがなく難しかったのかもしれません。
■ファン「キレ悪すぎて逆に面白い」中毒性がヤバイ
この動画を見たファンからは、ネット上で「キレ悪すぎて逆に面白い」「ラップ詳しくないけど、これは絶対に違うwww」「仕事いく前にこの動画見たら、1日楽しい気持ちで過ごせた」「笑いすぎてお腹痛い」など、多くのコメントがあがっていました。
「問題作」と落ち込んでいた2人でしたが、斬新な内容のラップは、中毒性がかなりあると感じたファンが多かったよう。終始楽しそうな2人の様子は見ていてほっこりしましたね。
(文:成田エイリ)